20219月、香雪美術館「刀剣を愛でる」に行ってきました口笛

会期は113日までとなっています。


1-1「太刀 銘 来国俊」が1番好みでしたラブ

深い反りと左右均整の取れた姿が鳥居上部の笠木に似ているところから鳥居反りとか、上品で優美な姿から京反りとか言われるそうです。

3-1「太刀 銘 行秀」も雅な感じで良い

8-1「刀 銘 備州長船祐定」、11-1「太刀 銘 備前長船祐定」、16-1「太刀 銘 国吉」、17-1「太刀 銘 藤嶋友重」はどれも姿が美しい

4-2「金梨子地葵紋蒔絵糸巻太刀拵」は最も格調高いスタイルなんだそうですが、「徳川家康と歴代将軍」で見たものと似ているような気が

1-2「金梨子地鬼蔦紋唐草蒔絵衛府太刀拵」と3-2「銀地牡丹兵庫鎖太刀拵」は、なんと、村山龍平が拵えたのだそうです!

説明によると、刀装具は鑑賞性の高い華やかなものより実用性重視の質実剛健なものが多いとのことですが、いやいやどうして、十分に華やかでした。


あと、10丁の火縄式銃砲と1丁の管打ち式銃砲があって、こんなに並んでいるのを初めて見ました!

銃床は同じ図柄で、銃身は3パターンほどの図柄があって、こんな風になっているとは知りませんでした。

国友は堺や日野より地味という評価なんだそうですが、そんなことを聞くと国友以外も見てみたい。


幅広い年齢層しかも若めの女性多め、かつ、香雪美術館にしてはお客さん多めでした。

刀剣、強し。

がっつり刀剣だったので、先に「刀剣大全」で予習していけば良かったかな😅




木に合わせて屋根を凹ませているのを発見!







真ん中が私のイチオシ 1-1「太刀 銘 来国俊」ですラブ

あとは刀装具色々。左上から下へ目貫、小柄、鐔。右上から下へ鐔、笄、縁頭。

因みに、小柄、笄、目貫の3点を同じ作者が同じ意匠で製作したものを三所物と言うのだそう。