2021年9月、滴翠美術館「幕末京焼の三名工展 煌めく技巧 ~木米・道八・保全~」に行ってきました
会期は12月12日までとなっています。
京焼の磁祖である奥川穎川に師事した青木木米と仁阿弥道八、永樂家11代目の永樂保全、この3人は幕末京焼の三名工と言われたそうです。
青木木米は11点あり、私は色絵菊夕顔茶碗が気に入りました。普段遣いできそうな感じが良いなと。
仁阿弥道八は15点あり、銹絵竹鶯文茶碗は四条派の絵師 岡本豊彦の画が良いです。
半使茶碗は光が当たってる箇所と当たってない箇所とで随分と雰囲気が違って、不思議でした。
銹絵萩文四方鉢は上品な感じで、お客さま用みたいな感じでした。
永樂保全は23点あり、刷毛目四方鉢はちょっとモダンな感じもあって、なんかいい!
織部鉢は草花文と、銅緑の釉薬が垂れた感じが良い。
金襴手松竹梅文三つ組盃は赤地に金彩がゴージャスで高貴な感じが良い。
あと、大江龍眠の書があったのですが、これ、めっちゃ好き!!紀州藩第10代藩主 徳川治宝の右筆を務めたのだそうです。
ところで…
江戸末期 布屋両替店 ⇒ 明治 大阪第148銀行 ⇒ 昭和初期 山口銀行 ⇒ 鴻池銀行・大阪34銀行と併せて三和銀行に。
私が初めてアルバイトをして、自分で銀行口座を初めて作ったのが三和銀行でした。
今となっては全然違う名前ですけどね
で、こちらは、この合併を期に財界を引退した頭取の山口吉郎兵衛の住宅だそうです。
本当は行くつもりだったヨドコウ迎賓館
フランク・ロイド・ライドの設計だそうです。
開森橋から見た山手の眺め
芦屋川駅のホームにて
ぶどうとブルーベリーの酢×ソーダ
(中は見えないけど)