2018.7.22は「半神」を観てきました (*´꒳`*)

萩尾望都原作、野田秀樹脚本というところに惹かれ、お話も出演者も全く知らないまま。

野田秀樹の演出と思っていたら、中屋敷法仁演出の中屋敷版とのことで、中屋敷法仁作品はDステ「柔道少年」を観ていました。


劇場に入って、いつもと客層が違うと感じたのですが、それもそのはず。

女の子の主役は乃木坂46の桜井玲香、男の子の主役は2.5次元舞台に多く出ている太田基裕でした。

もう1人の女の子の主役は日舞の藤間流の子 藤間爽子で、私的には藤間流の方が近しい気分(⌒-⌒; )


シャム双生児の女の子シュラとマリアが主人公。

マリアはシュラを介して栄養を摂取している。

そんなマリアはとても可愛らしくて誰からも愛されているものの、頭が弱い。

シュラは頭が良く口も達者だが、栄養をマリアに取られるためにガリガリで醜く、誰からも愛されていない。

2人が10歳を迎えるとき。

シュラの身体はマリアの身体を養いきれなくなり、2人を切り離さなくては2人とも死んでしまう、でも、2人を切り離しても1人しか生きられないという事態に直面する、、、


一旦、マリアが選ばれたようなストーリーだったのですが、最終的には、シュラが選ばれたという結末だったみたい。

んー、ちょっとはっきり分かりにくい演出でしたが、多分、そうだと思います。

色々な要素が多く含まれていて、私からしたらそれらは余計な要素でして、何だかなぁでした。

原作は知りませんが、原作にはない要素だろうなと。

であれば、これは野田秀樹なのか中屋敷法仁なのか。


ベトちゃんドクちゃんのことを思い出しました。

分離手術をしたことは覚えているけど、その後を知らないなと、、、

ベトちゃんが急性脳症になったことをきっかけに2人を切り離すも、ベトちゃんは重い脳障害を抱えて寝たきりとなり、腎不全と肺炎を併発して26歳で亡くなったそうです。

合掌。