大空祐飛さんご出演の舞台「TABU」を観てきました( ´ ▽ ` )ノ (2015.6.18 & 7.1)

フェルディナント・フォン・シーラッハ原作の「禁忌」を元にした舞台「TABU」です。
珍しい感じの役柄だったので新鮮だったけど、ファンの評価はイマイチだった模様。
それより、私は髪型が気になって仕方なかったです(⌒-⌒; )

ストーリーは、今回も難解…だったような…??
解説を読んでいるととても難解なはずなのに、私が思った通りだと、一気に陳腐な話になってしまうので、どこをどう間違えているのか、あとでじっくり反省せねば(。-_-。)

何が禁忌なのか考えながら観ていたのですが…
法の隙間をついて狂言犯罪をしたことと、その実行犯が兄と妹というところに禁忌を感じてしまったのですが、
拷問をちらつかされて兄が自白してしまったので、この拷問こそが真の禁忌だったのかなと、改めて考え直した次第。

兄の元恋人は青、妹は緑、兄は赤で、3人=光の三原色が重なると、死体は消えて白になる。
青はセリフにあって、緑は再会の場面の照明と衣装から類推できて、赤は父の自殺、幻影の女性、修道館、資料館などからイメージする感じかなと…。

ところどころ細部まで作り込まれているのに、人物像があやふやで、全体としてはバラバラな印象に仕上がっているのが残念(。-_-。)
脚本家と演出家には、もっと頑張ってもらいたい!