今のところ個別株は高配当株を中心に集めていて、それが心地良いと感じてます。そんな自分の投資手法について整理してみました。 目次 1.目標にする指標 2.目標達成までのシミュレーション 3.インデックス投資との比較 4.まとめ ┈••✼••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈ 1.目標にする指標 まだフラフラしてるところはあるけど、投資を行うときの目標を年間配当額にするのが心地よく感じてます。「億り人」といった言葉があるように資産額が一般的だとは思うし、マイPFの管理をするうえで資産額の把握は大切だと思います。それでもメインの目標にするのは年間配当額が性に合ってるように思います。 その理由のひとつは、資産額が日々の株価の上下に影響されるのに比べて、減配の心配はあるとはいえ年間配当額は日々の取得がそのまま指標の上昇に繋がるところがわかりやすいと思えることです。もうひとつは、配当収入をそのまま生活費に使えるので、インデックス投資の4%ルールのような出口戦略を特に考える必要がないということです。 *゚*.。.*゚*.。.*゚*.。 2.目標達成までのシミュレーション 今のところ年間配当額100万円を目標にしています。 ・ー・ー・ マイPFの現況は投資資金約600万円、年間配当額約22万円です。ここから目標達成までの道筋をちょっとシミュレートしてみました。前提は以下のとおりです。 1.年末までに年間配当額25万円を達成 2.増配率7% 3.2025年から年間200万円分の追加取得。取得時の配当利回りは3%。 2025年の見込みはこんな感じです。 年初の年間配当額 25万円 (=2024年年末の年間配当額) ・増配による増 +1.75万円(=25万円×7%) ・追加取得による増 +6万円(=200万円×3%) 年末の年間配当額 32.75万円 おんなじような計算を年間配当額が目標の100万円になるまでやってみると、8年後の2032年に目標達成となりました。 2032年 年初の年間配当額 約92万円 ・増配による増 +6.4万円(=92万円×7%) ・追加取得による増 +6万円(=200万円×3%) 年末の年間配当額 約104万円 ちなみに、この間の追加取得額1600万円(=200万円×8年)に対して、累積の配当収入(税引前)は約450万円です。 ・ー・ー・ 前提とした年間の追加額を少し変えてみた結果とあわせて整理してみました。 【年間100万円追加の場合】 目標達成時期 2036年(12年間) 年末の年間配当額 約109万円 これまでの追加取得額 1200万円(=100万円×12年) 累積の配当収入 約690万円 【年間150万円追加の場合】 目標達成時期 2034年(10年間) 年末の年間配当額 約111万円 これまでの追加取得額 1500万円(=150万円×10年) 累積の配当収入 約590万円 【年間200万円追加の場合】 目標達成時期 2032年(8年間) 年末の年間配当額 約104万円 これまでの追加取得額 1600万円(=200万円×8年) 累積の配当収入 約450万円 ・ー・ー・ 【2025年開始の場合】 ちなみに、2025年年初の年間配当額が0円の場合の計算結果は、目標達成まで12年間でした ・2025年年初の年間配当額 0円 ・増配率7% ・毎年の取得 200万円 ・取得配当利回り 3% 目標達成時期 2036年(12年間) *゚*.。.*゚*.。.*゚*.。
3.インデックス投資との比較 「億り人」という言葉があります。資産額1億円はひとつのゴールじゃないかなって思います。この資産を4%ルールで取り崩した場合の年間収入は400万円、マイPFの目標、年間配当額100万円の4倍です。 増配率7%が維持できるなら、目標達成後のマイPFを20年放置すれば、ここに届く計算になります。 一方で、インデックス投資のように市場全体を買う訳じゃないのでマイPFを構成する個別企業の業績に左右されるし、業績が悪化した銘柄を別の銘柄と入れ替えようにも、保有期間が長くなって取得価格に対する配当利回りが高くなりすぎると、入れ替え先となる銘柄があるとは限りません。ここのところが一番の弱点かなとも思います。 そういったことを考えると、インデックス投資のように30年という長期間を計算することはできない投資手法かなとも思います。 *゚*.。.*゚*.。.*゚*.。 4.まとめ 高配当投資について整理してみました。 年間配当額100万円という目標の手頃感や、10年程度の中期計画の立てやすさという魅力があって、自分には性に合う考え方だと思っています。 |