「そんなに悪かったのか」

桜花賞のエトブヴレのアン上が変わって…。

「落馬かぁ。様子見だよね」

と思っていたら水曜日に兄の藤岡佑介騎手が

「弟の意識がいまだ戻らない」

で重い事態を知った。

翌日帰らぬ人となったことを知った。

藤岡佑介の弟というイメージが一番もGⅠ勝利はデビュー3年目。

以降はリーディングを取るとかではなかったのだけど去年落馬負傷で回ってきたマイルCSのナミュールの代打騎乗で結果を出した。

近年は小倉や中京では信頼できる騎手のひとりだったのだが…。

去年がキャリアハイ、今年はそれを上回ってたという。

「いや、まだ若い。生き急ぎ過ぎやって」

ニュースを見ると人望の厚い騎手で1歳にならないお子さんがいるという。

「つらすぎるな、これ」

騎手は命がけを改めて思い知ることになった。

ちなみに皐月賞を勝ったジャスティンミラノは直前まで藤岡騎手が調教してたという。

これも因縁を感じないわけにはいくまい。

まずは御冥福をお祈りします。