筆の使い方は 一通り分かっているはずなのだけど、お手本を前にすると どうしてこの線、形になるのか謎が多い。


隷書体は中国の漢文に使われてる字体で普通の入筆と全く反対方向から始まる。


順手と逆手、フォワーハンドとバックハンド、右手と左手くらい違う感覚で書く手法。


私が今 お世話になっている真弓書道会は茨木県にあり、代表の 辻 敬斎先生のお手本を頂いているのだけれどお会いした事も御指導頂いた事もない。


滋賀支部の先生は奉仕時代の先輩で、隷書にはあまり詳しくなく

結局 お手本の文字から謎解きを始める。

仕上がっても謎は解けない事もある。


どーやったらこうなるのか

 色々書いていく。😂💦


何千回も書いていくと

絶対違うっていう書き方が分かってきて、次に思ってもみなかったまさかの筆運びが見えてくる。

        思わず「やった!」となる。


適当に誤魔化して書く事もできるけど

それをやると一挙に興ざめする事は

経験ずみ。

「本物が書きたい」欲がある。


実を言えば 中国の漢文なんて あまり興味はない。

私にとっての重要事項は

「どうやったら こうなるの?」だ。


何千回も書くなんてかっこ悪いけど

あきらめないで やる事も才能だと思う事にしよう