いつからだろう。
「特別な日になったら」「誰かと会う時に」
そう思って、大切にしまっていたものを
“今”に使うことをためらうようになったのは。
だけど
ふとしたきっかけで「今日履こう」と思えた瞬間、なんでもない日が一瞬で輝き出す。
そんな“魔法みたいな日”の物語を、今日は綴ります🪄
いろんな制限を外して選んだ靴。
無難な色、手ごろな値段、どんな服にも合うか、汚れないか
そんな“いつもの基準”ではなくて、はき心地。
好みの色、形。
鏡に映ったとき、思わず嬉しくなる靴。
「特別な日に履こう」と思っていた。
大切に選んだからこそ、
なんでもない日に履くのはもったいない気がして。
そんな時、娘がふと軽く言った。
「今日、履きなよ!」
「え?特別な日に履こうと思ってたんだけど…なんで今日?」と聞くと、
「おでかけするからだよ♡
あの靴履いたら嬉しくなるよ!」その言葉に、びっくりして、そして胸がぎゅっとなった。
いつも子どもたちのコトバは、まっすぐ私に刺さる。
純粋な思いが、いつも“本当の私”を思い出させてくれる。

そういえば、子どもの頃の私は
買った服も靴も、すぐ使っていた。
“特別な日を待つ”なんてしなかったな。
そんなことを思い出して、
なんでもない日におろしてみた。
そしたら…めちゃめちゃ可愛い♡
気分が上がる。
それだけでもう嬉しい。
まるでバックミュージックが流れ出して
スキップしたくなるような気分。
「こんなに変わる!?」と、自分にツッコミたくなった。
そして気づいた。
またいつの間にか、自分に“待て”をしていたことに。
わたしが思っていた“特別な日”って、
いつだったんだろう。
考えても思い出せなかった。
それよりも——
「今」が特別な日になった。

足元を見るたび、嬉しくなる。
その瞬間から、
今日はもう特別な日になっていた。
これは大きな発見だった。
どっちだっていいようなことでも、
私たちは無意識に我慢したり、
“いつもの選び方”をしている。
でもね、
思い切って“いつもと違う選択”をしてみると、
そこには新しい発見がある。
そして気づくんだ。
自分を喜ばせる魔法は、自分が使える。
今日、あなたはどんな魔法を使って生きる?
遠慮しないで、
自分を思いきり楽しませてあげよう🪄✨
特別な日は、待つものじゃなくて、
自分でつくるもの。
あなたも、今日という日に
小さな魔法をかけてみてください🪄
