実家の近くに、曼珠沙華の群生地があります。
母を連れて、早朝に行ってみました。
朝7時に現地に到着したら、もうすごい人出!
でも、ゆっくりと林の中の曼珠沙華を楽しめました。
曼珠沙華と母(82歳)
「赤い花に負けないように、赤い洋服を着ていかなきゃ!」
と張り切っていました。
父が施設に入居してから1ヶ月半が経ちました。
父は徐々に施設になじんでいます。
問題は、母。
ひとりで暮らすことがさみしいようで、
「お父さんはいつ帰ってくるの?」
「お父さんはこの家がいいに決まっている!」
「お父さんを帰して!」
と訴えてきます。
母も一緒に、父の入居する施設に入ってくれたら心配はないのですが、それはどうしてもいやだと言われてしまいました。
「だって、お母さんはまだ若いんだもの!」
確かに、入居している方たちよりは、母はまだまだ若いです。
「若いから、まだひとりで元気に暮らしていけるよね?」と言ったら、
「こんなに歳をとってるお母さんをひとりにさせるの!」
・・・いや、さっきまで「私は若い!」って言ってたよね?
母は、カメレオンのように若返ったり、歳を取ったりできるようです。
「ワタシだってひとりはさみしいけど、仕方ないんだよ」と言ったら、
「あんたは若いからいいの!」
へ~そうか、いいのか・・・。
ワタシはまだ若いから、オットが死んでしまっても堪えられると思われているんだ・・・。
徒歩3分でいつでも会いに行けるじゃない?
毎週末、自宅で一緒におやつを食べられるじゃない?
天国は遠くて、会いに行けないよ。
電話も通じないんだよ。
そう言いたいのをぐっと我慢しました。
ワタシのこれからの使命は、両親が安心して、元気に暮らせるように手助けすること。
それを終えてからじゃないと、オットに会いに行けないなあ。