本日も自己理解コーチの八木さんの動画をシェア。



皆さん、何か乗り越える時「挑戦しなきゃ」と思っていませんか?


私も何か壁を乗り越える時は、挑戦しなければ乗り越えられないと思っていました。


しかし、そんなことをしなくてもいい方法を見つけたので、少しでも皆さんの心が軽くなれるお手伝いができればと思います。


早速、今回の結論を申しますと、


「何かする時は挑戦ではなく、実験をする」


ということです。


例えば、仕事を辞めたいとします。


ここでいう挑戦は、仕事が見つからないまま辞めて、


「私は独立するんだ!」、「世界旅行に行くんだ!」と勢いだけつけて退職届を出している状態です。


これって、けっこう賭けに出ていると思いませんか?


すぐ見つかればいいですが、そうなる保証もないですし、私もこれと同じことをして痛い目に遭いました。


具体的には、常にお金と睨めっこの日々を過ごして、


「お金>私」という生活に何のために生きているのか分からなくなってしまいました。


また内定をいただけない日が続くと、いつ仕事が見つかるのだろうかという不安にも襲われました。



八木さんも動画で仰っていますが、私自身もアニメやドラマなどのフィクションの世界に影響を受けていたのかなと考えています。


もちろん、日常で役に立つ考え方などは学べますが、あの世界線を生きないと実感できないかと言われたらそうではないし、


あくまでもそういう手段を通して教えてくれているだけだと腑に落ちてから、


「無理に自分がそうならなくてもいいんだ。それを体験することより、そこから何を学べるかそっちの体験が必要なんだ」


と実感できました。


そこを履き違えて、「挑戦していけば、何だって乗り越えられる」と思ってしまうと、


常にどう転ぶのか分からない、スリルを味わう世界線に立ってしまいます。


その結果、「現実世界は何が起こるか分からないから怖い」と怖い世界へと認識してしまいます。




その一方で実験という認識になると、いきなり辞めるのではなく休職をして、その間に復職するできるように回復する時間にする、


辞めるつもりなら仕事を見つけてから辞める、


まだ頑張って働ける余地があるなら、副業を始めてみるなど、


基盤をある程度整えて、安心できる材料がある中で、少しだけ行動を変えてみるという方法です。


これなら、安心した状態で方法を変えながら行動していますし、どう転んでも何もリスクがないですよね。


強いていうなら、多少の時間やお金のリスクがあるぐらい。


挑戦って言葉はカッコよく聞こえますし、ここに価値を置いている方もいらっしゃるので、これが間違っているとは言いません。


しかし、叶えたい夢があるからといきなり大金を叩いてやるのではなく、


まず小さくやってみる、それでうまくいかない・続かないなら辞めたらいいし、


楽しくて仕方なくて、かつ周りから好評を得ているのなら、それが求められていることだとわかるから、


それをどんどん伸ばしていくためのスキルを身につけたり、伸ばすための手段を見つけて実行したらいい。


私も一時期は「Instagramはユーザー数も多いし、見る側から発信する側に回る」という言葉を聞いて、


Instagramの運用代行やマネタイズ方法を学べるスクールや講座に申し込もうと思ったのですが、


金額が高くて諦めたということもあり、まずは他の方の投稿を参考にしながら投稿しました。


その結果、比較的フォロワー数は伸びましたが、投稿していて楽しくなかったのと、


「また投稿しなきゃ」とプレッシャーに変わって、1ヶ月ぐらいで辞めました。


そこで、短文でまとめて投稿するというより、書きたいこと・言いたいことを比較的多く語れるブログの方が、


伝えたいことも伝えられると思い、アメブロを始めました。


その結果、楽しく発信できているので、それに伴って少しずつ数字もついてきて、


今まで気にしていた数字やいいねの数の差にも翻弄されなくなりました。


そうやっていくうちに自分の課題点や他にやりたいことが自然に見つかるので、


そこにこそお金をかけて伸ばしていけばいいと思います。


自己分析をせず自分のことが分からないまま、「これ勉強した方がいい」とか「今はこのスキルを身につけた方がいい」


と言われてもあまり身につかないし、ドンピシャで当てはまる方が確率が低い。


その賭けに出るなら、実験するという考え方の方が、


仮にうまくいかなかったとしてもそこまで落ち込まないし、行動しやすくなると思います。


それでは、今日はこの辺で!