毎週火曜日は、ただ今現役の大学院生である私が、【博士論文の書き方】と題して、博士課程の勉強の進め方について紹介させていただいています。![]()
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先週は、【博士論文の書き方】 『其の7: 現場の声を聞く!』ということで、机上の空論とならないよう、どのように現場にアクセスするかという方法を書きました。
http://ameblo.jp/naoadamson/entry-10466378307.html
今日は、研究への参加者が小学生や中学生などの未成年者だった場合、どのような配慮が必要かをお話したいと思います。![]()
これは、私が過去の痛い経験から学んだことです。2年前に博士論文を書き終えた時、教育学の研究をしていた私は、友達の勤める中学で授業参観をさせてもらい、先生や生徒たちにインタビューをしました。
担任の先生の許可を取ったのだから、生徒のインタビューをするのは問題なかったと思っていたら、イギリスのレスター大学で行なわれた口頭試問で、試験官に厳しい指摘を受けたのです。![]()
「保護者の許可は取っているのかね。」 イギリスの大学では、研究倫理というものを重んじています。
特に被験者が未成年の場合は、本人のみならず、保護者へも研究の趣旨や協力をお願いする手紙を書いて、許可を得る必要があるそうです。書き直しを命ぜられた今回は、その点も充分注意して行いましたよ。![]()
今日も、私のブログをお読み下さいまして、ありがとうございます。
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