毎週木曜日のブログでは、『エルシーブイFM769 諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送に私が書いている、「アダムソン直生の新潟だより」を、リクエストの曲と共に紹介させていただいています。 ラブレター



今回のテーマは、『多文化について考える!』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。ニコニコ



☆ 多文化について考える! ☆



さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、こんばんは。


このところ新潟では、どんよりとした曇り空で雪の日が多いため、諏訪のスカッと晴れた青空を懐かしく思い出しています。ゆきだるま



さて、最近私の勤務する大学に、アメリカから約10人の大学生や先生方が訪れました。


彼らは、ミミネソタ州のべセル大学から来ましたが、この州はアメリカの中西部の北に位置していて、東には5大湖の中でも一番大きな、スペリオル湖があります。アメリカ


私の勤める新潟の大学と提携を結んでいて、毎年こちらから何人もの学生が留学していて、また反対にアメリカからも本校へ留学生が来ます。


私も20代前半で、初めて行った外国がアメリカだったので、ちょっと懐かしい思いで留学生との交流を楽しみました。そのような訳で、今日は留学や文化について考えてみたいと思います。niko



先週、本校でべセル大学で教鞭を取るポール ランソー先生による講演会が行なわれました。


テーマは、「Self and Other: Multicultural Literacy」 ですが、日本語に直訳すると「自分と他の人:多文化リテラシー」となります。リテラシーとは、読み書きの能力を示しています。メモ


なぜ、このような講演会が行われたかというと、新潟市にある本校では、日本海を挟んで韓国、中国、ロシアに面しており、この3カ国との交流が近年盛んなため、英語はもとより、韓国語、中国語、ロシア語、そして日本語と5カ国語を話す人材の育成に力を入れているからです。


講演会には、アメリカ人の大学生約10人と、日本人の学生約100人、それから私たちのような教員やスタッフも参加しました。学校



ところで、テーマにある「Multicultural Literacy」(多文化リテラシー)とは、何を意味しているのでしょうか?


これは、いろいろな国の文化について、読み書きができるということ、つまり理解できる能力を指しています。本


「多文化理解」というと、自国と他国の文化の違いに目が行きがちですが、東京で生まれ育ったアメリカ人の先生が、人としての普遍性というか、共通点に目を向けることの大切さを強調していらっしゃったのが、印象的でした。


また、アメリカ人と日本人の学生が同じホールで、英語と時々日本語の混じった講演会を聴くという機会が、すごくいいなあと思いました。え゛!


語学教育に力を入れる本校には、アメリカ、イギリス、中国、韓国、シンガポールなど外国人の先生方が多くいますが、やはり同年代の学生たちとは、国が違ってもスポーツや映画、ドラマなど若い人同士共通の話題があり、話に花を咲かせていましたよ。



リクエストは、アメリカらしい曲で、グレンミラーオーケストラの「イン・ザ・ムード」をお願いします。ルンルン


それでは、グレンミラーオーケストラの「イン・ザ・ムード」を、ユーチューブよりお聞き下さい。


http://www.youtube.com/watch?v=ZJE-onnw2gM


■最近、ツイッター(Twitter)はじめましたビックリマーク
http://twitter.com/naoadamson




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