今日、私の勤務する大学で、アメリカのミネソタ州にあるべセル大学で教鞭を取る、ポール ランソー教授による講演会がありました。学校


講演のテーマは、「Self and Other: Multicultural Literacy」 ですが、日本語に直訳すると「自分と他の人:多文化リテラシー」となります。リテラシーとは、読み書きの能力を示しています。


なぜ、このような講演会が行われたかというと、新潟県に位置する本校では、日本海を挟んで韓国、中国、ロシアに面しており、この3カ国との交流が近年盛んなため、英語はもとより、韓国語、中国語、ロシア語、そして日本語と5カ国語を話す人材の育成に力を入れているからです。にこ


今回の講演会は、このような学校の教育方針に沿ったカリキュラムの一環として、行なわれました。アメリカ人の大学生約10人と、日本人の学生約100人、それから私たちのような教員やスタッフも参加しました。


さて、テーマにある「Multicultural Literacy」(多文化リテラシー)とは、何を意味しているのでしょうか?これは、いろいろな国の文化について、読み書きができるということ、つまり理解できる能力を指しています。本


「多文化理解」というと、自国と他国の文化の違いに目が行きがちですが、東京で生まれ育ったアメリカ人のランソー先生が、もっと人としての普遍性というか、共通点に目を向けることの大切さを強調していらっしゃったのが、印象的でした。


また、アメリカ人と日本人の学生が同じホールで、英語と時々日本語の混じった講演会を聴くという機会が、すごくいいなあと思いました。niko


未来を担う若い学生たちのために、私もできる限りのサポートをして行きたいと思う今日この頃です。


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