毎週木曜日のブログでは、『エルシーブイFM769 諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送に私が書いている、「アダムソン直生の新潟だより」を、リクエストの曲と共に紹介させていただいています。 絵文字


今回のテーマは、『どうなる今年のクリスマス?!』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。目


☆ クリスマスが終わっても・・・ ☆


さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、こんばんは。今日はいよいよ年の瀬、大晦日ですが、さっちゃんはいかがお過ごしになりますか?

大晦日というと、紅白歌合戦を見ながら家族で食卓を囲むというのが、一般的な日本の家庭の過ごし方ではないでしょうか。テレビ

きっと、新年を迎えるに当たって、家庭をもつ女性たちはおせち料理を作るのに、忙しい時期でもありますよね。

私も結婚する前までは、岡谷の実家で紅白歌合戦を見たり、おせち料理を作る手伝いをしたりして過ごしました。大晦日や新年は、私たち日本人にとって一大イベントですものね。すまいる

しかし、残念なことにイギリス人のダーリンと結婚してから、あまりこのイベントに重きを置かなくなってしまいました。

イギリスでは「Twelfth days after Christmas」(クリスマス後の12日間)ということで、12月25日から13日間の1月6日までがクリスマスのシーズンとなっています。クリスマス

そのため、大晦日や新年もクリスマスの一部といった感じです。新潟のデパートでは、12月25日のクリスマスが過ぎたら、ツリーやリースがなくなって、26日には門松や凧など、新年の飾り付けになりました。

でも、イギリスでは25日のクリスマスが終わったからといって、そそくさとツリーやリースを片付けたりしません。1月6日まで、しぶとく飾っておくのです。ベル

「どうして、12日間なのかしら?」とダーリンにきいてみたら、「12日以上飾っておいたら、縁起が悪いからじゃないかなあ。」と曖昧な返事が返ってきました。

でも、その長年もやもやしていた疑問というか、謎が先日友達のブログを読んでいて解けました。合格

ミッション系の学校に勤めている彼女によりますと、12月25日から1月6日までの13日間は、「クリスマス節」、日本語で「降誕節」というそうです。

なぜかというと、25日はキリストの誕生日で、東方の博士3人がキリストを拝んだとされるのが1月6日になります。そのため、12月25日から1月6日の13日間が、クリスチャンにとって大事な時期となったそうです。星

あまり信心深い方ではないダーリンにその由来を話すと、「へえ、そうなの。知らなかったなあ。」と言っていました。

だからといって、大晦日にクリスマス・ソングをリクエストするのもなんですから、イギリスの大晦日らしい曲をお願いしますね。音符

スコットランド民謡の、"Auld Lang Syne"(オールド・ラン・サイン)をリクエストします。

日本でもお馴染みの「蛍の光」ですが、もともと友情についての歌で、離れ離れになっていた友達と久しぶりに会って、酒を飲み交わすというようなことが歌詞に書かれているそうです。ワイン

それでは、ユーチューブより "Auld Lang Syne" をお聞き下さい。





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