先日、「博士号は、どうやったら取れるの?」という質問にお答えするため、『博士号を取得するには・・・』というテーマで、ブログをアップさせていただきました。
http://ameblo.jp/naoadamson/entry-10380939724.html
その中で、「コースドクター」といって、大学院の博士課程で指導教官についてアドバイスを受けながら、勉強する方法をお薦めしました。![]()
今日は、もう少し話を進めて、研究テーマの選び方や、勉強する大学をどのように決めるかということについて、お話したいと思います。
社会人が大学院で勉強する場合、あなた自身が実際に仕事で経験し、いいなあと思うことや疑問に感じることなど、掘り下げて考えたいことをテーマに選ぶといいと思います。![]()
例えば、私は30代前半で、イギリスのレスター大学の博士課程で勉強を始めましたが、研究テーマは日本の中学校における、ALT(英語指導助手)と日本人英語教師とのティームティーチングです。
なぜこのテーマを選んだかというと、私は大学を卒業してから8年ほど中学校の英語教師として働き、実際にティームティーチングを経験して、多くのメリットがあると思う反面、疑問も抱いていましたし、この分野にとても興味を持っていたので、研究テーマに選びました。
博士課程の勉強は、かなり長い道のりです。私の在籍するレスター大学ですと、3~6年間、長ければ10年以上にわたって研究を続けるわけですから、自分の興味のないテーマを選んでは、その長丁場を乗り切ることはできません![]()
よく、「指導教官に薦められたから」、という理由でテーマを選ぶ人もいるかと思います。しかし、実際に研究をするのは指導教官ではなく、あなたなのであなたの興味ある分野を、あなたが自分で決める必要があると思います。
学校選びについても、自分の決めたテーマについて、指導してくれる先生がいるかどうかという観点で見ていくことが大事だと思います。![]()
それでは、今日はこの辺で。お休みなさい。
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