毎週木曜日のブログでは、『エルシーブイFM769 諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送に私が書いている、「アダムソン直生の新潟だより」を、リクエストの曲と共に紹介させていただいています。 ラブレター



今回のテーマは、『スピーチコンテスト!』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。ニコニコ



☆ スピーチコンテスト! ☆




さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、最近、新潟ではめっきり寒くなり、ヒーターのスイッチを入れる日も多くなりましたが、諏訪の方はいかがですか?


さて、先週の日曜日1025日に、私はダーリンと一緒に新潟市のお隣、新発田市にある敬和学園大学で行なわれた、『外国語スピーチコンテスト』を聞きに行って来ました。学校


といいますのも、私たちの勤める大学の学生が、なんと5人もこのコンテストに参加させていただくことになっていたからです。


敬和学園から本校へ、夏休みも後半の8月下旬、スピーチコンテストのポスターと申込用紙が届き、私の働く Self-Access Learning Centerへ掲示したところ、何人もの学生が参加を申し出ました。目


そこで、同僚や先生方と一緒に、彼らの積極性を尊重し、全面的に支援することにしました。


本校の学生は全員英語のスピーチをしましたが、当日は驚いたことに『外国語スピーチコンテスト』というタイトルが示す通り、英語だけではなく、日本語でスピーチをする留学生や研修生、また中国語でスピーチをする日本人の学生や社会人もいて、ビックリでした。え゛!


もちろん、日本の学校での主要な外国語が英語ですから、英語のスピーチが3分の2を占めていましたが、日本の学生だけでなく、中国や韓国からの留学生も英語のスピーチに挑戦していました。


さあ、気になるコンテストの結果ですが、激戦の末になんと本校の学生が「大学生・社会人の部」で優勝することができました。ベル


どのスピーチも素晴らしかったですが、今でも心に残っているのは、縫製の会社で働く中国人研修生の日本語によるスピーチで、『3分間の大学生』というタイトルが付いていました。


内容は、貧しい家庭に生まれて大学へ行かれなかったのだけど、いつか自分は外国へ留学したいという夢を持っていました。結婚して子供が生まれ、その子が1歳の時に日本へ働きに来ることとなりました。飛行機


そうして、今回大学で「3分間」という短い時間ですが、スピーチをする機会に恵まれました。ぜひ、自分の夢に向かって頑張りたいとおっしゃっていて、力強いメッセージがビンビンと伝わってきました。


今日リクエストする曲は、メル・トーメの「Born to be blue」をお願いします。曲の始まりは、 “Some folks were meant to live in clover” (裕福な星の下に生まれついたやつらがいる)。クローバー


日本語の説明を読んでみると、「緑色のクローバー」とは肥沃な土地で育ち、家畜の飼料となることから、裕福さを象徴しているそうです。


ブルーな気分で、自分が貧しい家庭に生まれたことを嘆いている感じの曲ですが、ぜひ研修生の彼女には、持ち前のガッツで逆境を乗り越えて欲しいなあと思っています。爆弾


それでは、ユーチューブよりChet Baker による、「Born to be blue」をお聞き下さい。



http://www.youtube.com/watch?v=1xH5v139wy0&feature=related



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