私は、数ヶ月前に長野から新潟へ引越して来ましたが、新潟といえば小説『雪国』を連想します。ということで、最近『雪国』を読んでみました。雪
雪国 (新潮文庫 (か-1-1))/川端 康成
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この小説は、日本人初のノーベル文学賞を受賞した、川端康成が70年ほど前に書きました。「美しい日本」というスピーチをしたくらいだから、きっとロマンチックなお話なのかなあと思って読んでみると、そうでもありませんでした。


ストーリーを簡単に説明すると、東京に妻子を持つ男性が、新潟の越後湯沢で駒子という芸者と恋に落ち、さらに彼女と一緒に暮らす葉子という若い女性にも恋心を抱くという話です。ハート②


女性の私から見ると、ずいぶんなプレイボーイじゃない!! と思ってしまいました。表面的な文章は、美しい日本の自然を描いていますが、人間関係は三角関係どころか、四画関係といった感じで、どろどろした印象を受けました。


ダーリンにそのことを話すと、「ぼくも以前読んだことがあるけど、ナオちゃんと同じ印象を受けたよ。プレイボーイ振りを正当化するような小説じゃなくて、1人の女性を生涯愛するっていう小説があってもいいよね。」との返事が返ってきました。niko


私もそう思います。あなたは、『雪国』読んだことがありますか?


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