数ヶ月前に、私は書店で『マイ・ドリーム -バラク・オバマ自伝-』(ダイヤモンド社)を見つけ、思わず衝動買いしてしまいました。何日もかけて、分厚い本を読み終え、彼はアメリカの大統領として、最もふさわしい方だという印象を持ちました。


マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝/バラク・オバマ

¥2,520
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本の帯には、「オバマ自身が初めて語る、家族と人種をめぐる半生の記録」とありますが、オバマ氏はアフリカ人の父と、白人のアメリカ人の母との間に生まれ、子供の頃から人種の違いや差別について、目の当たりにして育って来ました。家


この本には、人種のるつぼであるアメリカのきれいごとが書かれているのではなく、黒い肌を持って生まれてきた彼自身の背負った運命や、20代でアフリカのケニアへ、自分のルーツを探しに出掛け、そこでの経験を通して、彼がいかに成長したかがよく分かりました。


人種の違いといえば、私も30歳の時にイギリスへ留学し、白人の国で日本人としてのアイデンティティーについて、考えさせられました。イギリス人の男性と結婚し、幸せな家庭を築いていますが、はやり人種をめぐる事柄には、敏感になります。ティータイム


この本を読んで、オバマ氏のまっすぐで正直なお人柄と鋭い観察力には、感心させられました。あなたは『マイ・ドリーム』、もうお読みになりましたか?


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