朝、目がさめた時には

すでに雨が降っていた

そんな火曜日

 

 

北村薫 「ターン」

真希は29歳の版画家
7月、夏の午後、ダンプと衝突する
気が付くと自宅の座椅子でまどろみながら
目覚める自分…午後3:15
 
いつも通りの家
いつも通りの外
 
が…
この目覚めた世界には真希一人の他
誰も居なかった
鳥も犬も虫も…
テレビもラジオもやっていない
電話もどこにも通じない
 
 
そしてどんな一日を過ごしても、
どんなに遠くまで行っても
午後3:15、定刻が来ると
一日前の部屋の座椅子に戻ってしまう
 
 
日々いろんなことをしたり、
色んなところに行ったり
 
 
ちょっとした怪我をしても
お金を使っても
日記をつけてもメモしても
定刻になるとすべてが
元に戻ってしまう
残るのは自分の頭の中の記憶だけ
毎日、毎日、戻ってしまう
一日を繰り返し繰り返し…
 
 
だが、150日を過ぎた午後…
突然家の鳴らないはずの電話が鳴った!
 

 

 

 

なんだか、とっても面白く

引き込まれながら読みましたよ♪

 

 

 

 
今日はいちにち雨予報☔
 
そういう日も必要なんだよね
きっと…
 
いろいろと考え
朝の電車で読書が進まない
そんな早朝通勤
 
 
 
ほんじゃ! またっバイバイ