この一年ずっと避けてきた東京。
あえて自ら行かない
というのは
そこがどうなるのかわかっているから。
でも今回
何故かその当日に急遽行くことになり
今しかない。という衝動にかられたのにも
何か意味があるんだろうな。
でも都会の地に足を下ろすと
パッと長野の大地が恋しくなる。
自然の豊かさ
色
空気
都会で感じるものは
人工的なものばかりで
唯一見える緑は
ビルの上にある。
そんな
人が作り出した不自然な風景。
大地に足のついていないもの。
人の手で造りだされた創造物。
その中で忙しそうに交差する人々。
そこで何を感じ
何が生み出されるのか
立ち止まって考えてしまう。
都会の中に立つ
自分の違和感。
せわしなく通り過ぎてく足早な人。
緑を感じ
色を見て
星を眺め
自然の音を聞き
風の流れを感じる。
人が創り上げた人工物で
そんな幸せが失われた場所
東京。