大学時代。
音大に通っていたあたしが住むマンションは
ほぼ日常生活音は完全防音。
なので
同じマンションに
同じ大学の友達が沢山。
北海道の友人。
山形の友人。
福島の友人。
沖縄の友人。
高校の後輩。
み-んな同じ大学の友達。
カレーを沢山作ったら
みんな呼んでご飯を食べたり。
夜中に眠れないと語り合ったり
ギターを片手に盛り上がったり。
そんな住民達と
久々に繋がったり
離れてもまだ
変わらず話せたり
それぞれの場所でリアルタイムに日常を感じられるのは
発達した文明のおかげ。
たまに懐かしくなる。
あのマンション。
小田急線。
春に咲く駅の近くの桜。
都会の中のあの部屋から見上げた
真っ青な空。
真夏の都会の中のあの部屋で
全裸で寝転がって窓から空を見上げるのが好きだったあの日々。(笑)
最高に気持ち良かった。
都会の中で
自分の居場所を探してた。
不動産屋のおばちゃんとおじちゃん。
元気かなぁ~。
なんて
ふと思ったり。
たま-に
ふら~っと行きたくなる。
長野に戻って以来
あの駅に降りた事は一度もない。
友達との会話で無性に懐かしくなる。
あの頃。
現実。
非現実。
のような
都会で生きていた自分。
今じゃ夢のようだけど
あの時
あたしはそこで息をして。
汚い空気と
沢山の人混みを掻き分けながら
生きていた日々。
懐かしいな。
会いたいな。
あの時
微妙な心の隙間を支え合った
大切な友達。
タクトの住民達。