10代の頃
本当に死にたいと
何度思ったか。
波瀾万丈な人生で
苦しい事が沢山あって
何度考えたか
何度衝動にかられたかわからない。
そんな時
友達が死んだ。
先輩が死んだ。
次から次へと
何人も
何人も
連鎖するように
自ら命を絶った。
何人かの友達や知り合いは事故で亡くなった。
自分の周りで
なんでこんなにも
沢山の命が消えていくのか
理解できなかった。
苦しかった。
本当に
苦しかった。
理由もわからない。
残された人達は
考えても
考えても
答えなんてわからないまま
ずっと苦しい。
私は自分の子供を失った。
もう随分前の事だけど
自分の手の中で
形にならない命を
大切な自分の子供を
亡くした。
その子を片手で抱きながら
朝が来るまで泣いた。
流産といえば綺麗に聞こえるけど
そんなもんじゃなかった。
何年も
何年も
自分を責めた。
命って
大きいよ。
どんな命でも
どんなに小さな命でも
大切な一つの命。
友達が死んだ時
あたしはどんなに苦しくても
ツラくても
逃げないと誓った。
沢山の友達が
死をもって
命の重さを教えてくれた。
苦しいんだよ。
死にたいと思って死ぬよりも
残された人の方が
苦しいんだよ。
毎日沢山の生徒と向き合いながら
命を考える。
今は
本当に
生きにくい。
でも
あたしは
自分の経験を伝える事や
話を聞く事しかできない。
でも
どんなにツラくても
生きていて
と
ただ願うだけ。
神様からもらった命。
最後の最後まで
生きる責任がある事。
忘れないで。
笑える瞬間や
幸せを感じる瞬間が
絶対あるから。