「うちは貧乏だからな~」「うちはお金がないからな~」
こう言われた場合、どういう印象を受けますか?

何を隠そう、、、、
私たちは貧乏カップルなう(笑) ←「なう」って言い方、まだ日本で流行ってますか?(笑)
最初から貧乏だったわけじゃなく、自分にかなり原因はあって
東京で大手企業でOLしてた頃は裕福で、ダブルインカムでした

でも仕事を辞めて
主婦になる時間が長くなればなるほど、やーっぱりお金はない

日本語の感覚で「貧乏」という言葉を簡単に使ってしまうのですが
どうやら、フランス人はそう簡単に「貧乏」という言い方をしないらしい。

何故なら「貧乏」というのは、衣食住も出来ない困った状態。
お金がない」というのとは全然意味が違うらしいのです。

振り返ってみると、、、
夫婦間の会話で私は貧乏って言葉を簡単に使うのですが
夫は使ったことがないかも?!
何故なら、衣食住は出来、生活最低限の暮らしは出来るから。

それから「貧乏」には、知識や精神的にも中身が乏しい
そういう印象を受けるらしい。

従って「お金がない」からと、そういう表現はフランス語ではしないようです。

まぁ、よ~く考えてみると「貧乏」の方が深刻な印象。
「お金がない」って言う方が余暇を楽しむお金がない程度で
深刻ではなさそうな感じはしなくはないかな。

お金はなくっても知恵や知識はあるわ、というプライドも含め
やっぱ「貧乏」って表現は少なくともフランス人と話す時は使わない方がいいかも




そうそう、お金はなくっても気持ち的に裕福な気がするのは
やっぱりピアノやヴァイオリンを弾いてるときぴあのヴァイオリンクローバー

ヴァイオリンは初心者なので優雅な気分には程遠いけど苦笑い
(幼少から習った)ピアノはショパンやベートーヴェンなど弾いてると
随分昔に買った楽譜なんだけど、今もまだ使ってて、
やっぱり気持ちを豊かにしてくれるものだなぁってhimeakn

それから、フランスは外食は高いけど自炊すると随分節約できる。
そこで美味しい料理やお菓子を家で作って夫婦や友人や家族で楽しむと
これもまた気持ちを豊かにしてくれるものだと感じます。

東京暮らしの時は外食が多く、やたらお金がかかってしまったけど
今はお金がないなりに工夫して、
生活やお金の使い方が順応していくもんなんだなぁって感じます。

日本に比べフランスは移民が多いせいか、
お金のないカップルだと自分では思っていても
正直、日本人というだけでちょっと違うような気もする。

それはお金の面だけじゃなくって、考え方や自分が受けてきた教育など。
当たり前にピアノなど習い事をこどもの頃にさせてもらったから今ピアノが弾けるわけで
フランスにいる色んな移民を見ていると、、、、
なんだかやっぱ日本(人)って恵まれてるなと感じます。