またバスでの出来事ネタなんですが(笑)、、、、

音楽学校でレッスンを終え、街の中心街から出ている
シティーバスに乗りました。都営バスみたいな感じでしょうか。

昼間で空いてたのか空席が沢山ありましたバス
中心街の1番メイン停留所?という感じところを出た直後、
誰かがバス乗車口のドアを叩いてた様子。

私は前列の方に座ってて、
女の運転手さんが「クソっ」って言ったのが聞こえました。
手こずってる様子は全ての会話が完璧にわからなくても
イントネーションやリアクションで感じ取れました。

少々言い合い、結局、女の運転手さんは渋々妥協したのだろうか。
60代くらいのおっさんがバスから乗ってきました。

でも、明らかに女の運転手さんは自分が正しいということを強く主張。
そして「今回だけ特別にですよ」と強く言ってました。
時刻表の時間はこの時間なのだからっていう感じで。

それはある意味、バスの運転手が「」としてなめられぬよう
強い態度をとったんだろうとも思えました。

おっさんはぶつぶつ文句を言いながら、席に座りました。





私はこんな様子を「いやぁ~フランスだなぁフランス」と
面白半分、見てました

だって、1度閉まって発車しているバスに乗ろうとする日本人、
恥ずかしいからっていう部分もあると思うけど、
そうはいないんじゃないかな

閉まりかかったドアを抑えて、電車に乗るのはいるけど
1度閉まったものを開けようとするのは中々だよね(笑)

しかも10代の学生がやるんじゃなく
いい年した大人のおっさんがやってるんだから驚き。
これがフランスなんだって思ってしまった。





このことを旦那さんに話しても
そんなの皆、普通にやるよ」と。

更に「試してみてダメなら仕方ない。
でもバスを逃して20分も待つのは嫌だからやる価値はあるね
イヒヒ」と。

最近パリのあるバス停で、乗り遅れた女性がハイヒール姿でバスを追いかけ
乗ろうとしていたと旦那さんから聞いた
だから、そんな珍しい光景じゃなさそう。

実は以前、バス停を出て直ぐ車が渋滞で詰まってて、すぐ乗れた人に出くわした。
そのとき、「フランスって融通が利くんだなぁ~」って驚き、感心した。

役所の書類でもこんなことはあるけど、
人によって言うことも違ければ、対応の仕方も違う。
だからダメもとで言ってみたり、交渉する価値がこの国ではある。

でも初めっから「仕方ない」と
すぐ妥協すると損することが多いのも確からしい。

フランス暮らしには慣れたけど、でも1人で出掛けることがあまりなく
1人で出掛けるからこそ、何か発見があったりもする。

フランスの日常をテーマにブログを書いてるので
たまにはこんなトピックもいいかなにゃんぱいあ笑