どうやら私のブログには、今後フランス移住予定の方が
よく訪ねて来てくれるので、、、、
OFII 移民局指定の語学学校(無料)の授業について書いてみます。


☆授業は全てフランス語のみ、英語で説明することはありません。

☆平均人数は15人前後
(以前は7、8人でしたが最近増えました)

☆国籍は10カ国前後
トルコ人、アルジェリア人、セネガル人、モロッコ人、オランダ人
グルジア人、チェチェン人、カンボジア人、中国人、日本人(私1人)

(最近見かけないけどパキスタン人、つい最近卒業したコロンビア人)

私自身もまだ通っていますので、全てを知っているわけではありません。
地域によって違うようですが、私の学校のスケジュールはこんな具合です。

(午前の部)
朝9時~10時30 プリントをやる&解説

10時30~11時 休憩

11時~12時 プリントをやる&解説

12時~13時30 お昼休み


(午後の部)
13時30~15時 会話の授業

15時~15時30 休憩

15時30~16時30 会話の授業


授業の中心は語彙を増やすことと、習った語彙を使って会話すること、
そして自分の国のこと、いろんな場面を想定して話すことです。


書面上、毎日6時間勉強していることにサインしますが、
実際は休憩時間を差し引くと、午前中2時間30分+午後2時間30分
というわけで合計5時間です学校

大人の学校通いにしては、
5時間も授業受けてるのはすごいですよね(笑)


ちなみに授業のレベルですが英会話もフランス語も一切勉強してない人が
クラスの授業に参加するのは正直大変だと思います叫び
何故なら、1から文法をあれこれ丁寧に教えてくれません!!

だから日本でしゃべれなくても全然構わないので仏検5級、4級くらいのことを
予め独学でもいいから勉強していくと授業についていきやすいかなと思います。
何も勉強しないで学校に行くのはオススメしません(>_<)





フランス語を全く勉強しないで来ると大変な人の具体的をあげて説明すると、、、
今日はDILF BLANC(ディルフ ブラン)をしました。模擬試験という感じでしょうか。
本番の試験のように、(当然)辞書を使わず、(当然)お隣の人ともおしゃべりせず
配られたプリント20枚程に解答しました。

模擬試験と言ってもリスニング問題などは先生が
「皆さん、プリントのここを見てください。Aさん、ちゃんとココ見てますか?」と
試験用紙のどこを見ればいいのか指示してくれていました。
試験ではそんなことやってくれませんよね。

問題用紙には「読んで」「空欄を完成させて」「正しいものを選ぶ」
「書き写しなさい」などフランス語で何をしなければいけないのか指示があります。
そこを読んでいればわかるのですが、人によっては(会話はやり取りできでも)読めない人がいたり、
リスニングの問題を皆で取りかかっている時に、先生が親切にも示しているにも関わらず
どこを読んでいるのかさっぱりわからない人がいました。

そんな様子を見ていて移民用の語学学校(無料)は
本当に本当に本当にフランス語を勉強しないで来たら、
絶対授業についていくのが大変になると思いました。

私もふとフランス語を勉強し始めた時のことを思い出しました。
定番な手段ですがNHKフランス語講座(ラジオ)を聞き始めました。
テキストを買いラジオをつけいざやってみると、、、
「え?!!今、どこ読んでるの?!」と見失って困りました(笑)

これホントです爆弾当時でも英語は日常会話程度に出来ても、
フランス語は読み方が全然違うので、ラジオで本文が読まれてても
どこをやってるのかわからないという状態でした叫び


だからクラスにいる本当にフランス語が読めない&しゃべれない中年で大人しいマダムを見て
初めてNHKフランス語講座のラジオを聞いた時の大変さを思い出しましたパンダがびりん

最初のフランス語の挨拶など入門レベルにいる人
会話ができるけど、単にフランス語が書けないだけの人
私のように会話が下手でも授業で指示されたことはわかるレベルにある人
皆同じペースで授業が進んで行くのですから、0から始めるのがいかに大変か伝わるでしょう。


今日、先生から指示されて全くどこをやってるかわからないマダムを見てて
フランス語が0でフランス語だけあれこれ話されても、そりゃーわからないだろうなぁと
冷静に見てて大変そうだなと思ってしまいました。。。えっ

私もまだまだ。
人のことを心配する程の力もありませんが、
まだ日本にいてこれから移住して移民用の語学学校に通うなら
是非勉強してから行くことをオススメします。