東京からフランスへ引っ越してきました。
東日本大震災の影響で引っ越してきたわけではなく、
昨年12月に決めた引っ越し。
仏大使館で長期ビザをもらう手続きなどして、
ビザを受け取り、後は出国を待ってるだけ
という時に大震災がありましたあせる

本当なら学生時代から憧れの海外生活。
HAPPYな気分で渡仏するはずだったけど、
正直楽しい気分になれなかった。
それに出国前に会う予定だった友人らとも、
地震をきっかけにキャンセルせざる得なくなったしょぼん

辛かったのは出国予定や帰国予定が
全くなかった国際カップルが、
自分より先に帰ってしまったこと。
大阪に避難した外国人の友人から
「出国日まで関西に避難できないの?!」
と心配のメールがきた。
そんなに事態は深刻なのかと益々不安になった。
ビザの出国日は決まっていて、
航空券も購入済み。
(日付変更は可能ではあったけど)

出発前日、成田空港の近くのホテルに宿泊。
9階に泊まったこともあり、
部屋のハンガーが左右に揺れる様子を見て恐ろしかった。
更にホテルから空港行きのバスを待ってると
震度4の地震。
お。でかい地震が来るか?!叫び
と構えるような強さだった。

空港には出発の4時間前に到着。
殆ど待たずにチェックインできた。
出発3時間前、
夕食を食べようとレストランにいると、
お店に垂れ下がってるランプがゆらゆら。
すごい怖かった。
空港というあんなに大きい空間なのに
大きく揺れた。

こんな地震でも出発時刻は遅延することなく、
BRITISH AIRWAYSで成田空港~香港(機内待機)~
ロンドン~パリと飛んだ。
約20時間ちょっとかかった。
こんな長い時間を機内で
過ごしたことがないくらい長かった。

ロンドンに着陸し始めると、
すぐ隣にいたイギリス人?の
2歳と1歳のこどもがいて大はしゃぎ。
暗くなる機内で何度か泣いてたけど、
窓からロンドンの景色や飛行機が見えると、
とってもうれしそうだった飛行機

ロンドン~パリは約1時間で到着。
でかいスーツケース、7キロのリュック、
ヴァイオリンを背負って到着ロビーに着くと、
旦那樣&家族が待っていた。
無事到着!!よかった・°・(ノД`)・°・

フランスに来ても日本の地震や原発のことは気になる。
それに余震のせいか揺れてなくても揺れてる感覚がある。

そして空港などいろいろなことが機能して
無事にパリに着けたのは
地震、原発を恐れずに
働いてくれた人たちのおかげ。
どうもありがとう。

早く東日本が今まで通りの生活が戻ってきますように。