※画像は引用です。
先日会食した取引先の社長の食べる姿が美しくて、
思わず見惚れました。
特に箸づかいは大切です。
箸の持ち方、置き方、食べ物のつまみ方、
また、箸先一寸と言って、先端から3センチ程しか汚してはいけないそうです。
逆に、移り箸、迷い箸、寄せ箸…タブーを上げたらキリがない。
その社長さんは、完璧でした。
モノを食べると言う行為。
特にこだわっています。
身体にモノを入れるので、私にとって一番大切な行為。
若い頃は、腹一杯にさえなれば何でも良かった。
最近では、うっかり不味いモノを食べてしまった時、ものすごく後悔します。
美味いものしか身体に入れたくない。
人生において、あと何回食事が出来るか分からないので、一食一食が真剣勝負なのです。
いただく際、必ず『いただきます』と言います。
一人の時も、小声で言います。
いただきます、と言う言葉には色々な意味があり、
特に、肉や魚などは、『お命、いただきます』
人間が生きる為に、相手の命をいただくわけですから、感謝しなくてはなりません。
米や野菜を作ってくれた農家の方にも感謝です。
もちろん、素晴らしい料理を作ってくれた料理人にも敬意を払って丁寧に味わいます。
だから、いい加減な態度で食事する人間とは同じ席に着かないようにしています。
相手の迷惑を考えず、スパスパ煙草吸う輩とも
子供の頃、母親に
「将来偉くなって、総理大臣と食事する事があるかもしれない」
と、食事作法を厳しく躾けられました。
いまだに総理と食事した事はありませんが、
自分の子供にも同じこと言っています…
最後までお読みいただき、有難うございました