さてさて、到着したザダルもいいお天気
バスターミナルから海岸に向かって15分ほど歩くと旧市街地です
潮風のにおいとともに、甘~いお花の香りが漂ってきます
ここザダルはB.C.9からの古都とありますが、さまざまな国に支配されて
いた歴史があり、 クロアチア紛争時にもかなり打撃を受けたとのこと
そんな荒々しい歴史を感じさせない、カフェやレストランの集まる
今朝まで山の上を散歩していたのが信じられない
真っ青な空に真っ青なアドリア海
白い埠頭も輝いて見えます
早速海辺に座ってアドリア海を眺めつつ、お手製サンドウィッチで
ランチタイムん~、おいしい
せっかくなので教会なんかものぞいてみましょ、と思ったのですが
ほとんどが「シエスタ・タイム」中でした美術館や博物館も然り
いいなぁ、のどかだなぁ
どこか開いていないかしら、と見つけた聖ドナト教会脇の
ちょっとしんどかったけど・・・その先には、真っ青なアドリア海に
真っ白な壁、オレンジ色の屋根の町並み
先客のおじさんに「がんばったね」と労いの声をかけていただきました
しばし座ってこの美しい街並みを堪能
でもでも、高いところからの景色もいいけれど、
細い路地に迷い込んでお店や民家の間を歩くのも楽しい
現地の学生グループとすれ違った際に、その中の一人が
おそるおそる 「コンニチワ」って挨拶してくれたので返したら、
「きゃぁーっ」って、すっごく照れててかわいかったです
そして街に入るときに感じたあまい香りのお花の正体が判明
旧市街にたくさん植わっていた木なのですが、キンモクセイの
仲間なのかしら
淡い黄色の小さなお花が集まっていてかわいらしい
そうそう、今朝のお兄さんに教えてもらったみどころ、シーオルガンを
見に行かないと
街の海岸沿いにあるこちらのシーオルガンは名前の通り海中に設置されていて、
岸に寄せる波の力で発した音が、地上に設けられた穴から聞こえる、という
穴の前に横になって、目を閉じて、しばし自然の演奏を楽しみます
ポーン、ポーン、という幻想的な音色が波音に混ざって不定期に響きます
夜には「sparkling」が見られるよ、って例のお兄さんが話していました
どうやらLEDなんかの光がぴかぴかするみたい
見てみたい気持ちはやまやまだけど、今日はここから車で3時間程
南下したスプリットの町に宿泊予定なので、ちょっと後ろ髪を引かれつつ、
さよならです
今回もバスの時間(17:35)ぎりぎりで滑り込みセーフでした
間に合ってよかったけど、強い日差しの中走って疲れちゃったので
しばし睡眠タイム
このバスは地元の方の足にもなっているみたいで、ちょこちょこと停車します
カルストと海の景色を交互に眺めつつ、20:35にスプリットへ到着
バスターミナルは街の外れにあるので、予約していたユースホステルまで
歩いて15分ほど夕陽に染まった美しい海を眺めながらだと、あっというま
こちらのユース「GOLY±BOSY」もウィーンに続いてとてもおしゃれな
感じのところで、黒と蛍光グリーンの色調が現代的な印象です
これはガラス張りのエレベーターから
部屋はコンクリート打ちっぱなしに、家具はスチールと真っ白で統一
シンプルでとても素敵なのだけど、写真に収めたら真っ白すぎて
何が何やら、よくわからないものに仕上がってしまいました
そうそう、水周りも寝具もちゃんと清潔で気持ちいいです
今回も2人部屋なのですが、ベッドのあるロフトつき
ただ、すっごく暑くて、かといって冷房を入れるとメインフロアが恐ろしく
冷えるので、洗濯物干し場となってしまいました
明日は日帰りでいくつかの都市を回る予定なので、街のレストランで
お夕飯を いただいたら早めの就寝久しぶりの連泊なのでパッキングも
しなくていいのが嬉しい
ではでは、また次回
もののようなのですが、場所によって少し音色の高さも違うみたい