23日は、銀座へ松本幸四郎さんの「AMADEUS
(アマデウス)」を観にいってきました

モーツァルトより少し年上の宮廷楽長サリエリが
主役のお芝居で、破天荒な性格のモーツァルトの
才能にただ一人気づいてしまい、激しく嫉妬し
苦悩する様子が描かれています
松本さん、こちらのサリエリ役は1982年からずっと
演じられているそう
そして、開演中はずっと舞台に出たまま
裾に引っ込むことがないのです
お茶目な部分から嫉妬に苦悩する様子、そして一瞬にして
時空を超えた演技に身を翻す様子は素晴らしかったです
当初は音楽を目的に観劇を決めたのですが、どちらかと
いうと台詞主体のお芝居で、音楽はポイントで使われる
程度
それでもテンポのよい台詞回しや、武田真治さん演じる
モーツァルトの弾けっぷりや、晩年の狂気に満ちた演技、
その奥さんを演じる内山理名さんの少女っぽさ、
女性らしさ、母性を感じさせる様子の使い分けなど、
脇を固める方たちの演技もすばらしく、どんどん舞台に
引き込まれていきました
素敵なシーンは多いのですが、演技というか、冒頭と
終盤の、ウィーン市民達のシルエットをバックにした
シーンが美しくて気に入ってしまいました
日傘にふんわりとしたスカートのシルエット、とっても
素敵なのです
舞台観賞は非日常の気分を楽しめるので、大好きです