高山駅から歩いて10分ほど進んだところに、
「さんまち」という古くからの街並みを楽しめる
地区があります
今回の高山訪問のお目当ては、もちろんここの
街歩き
お昼を食べたら(★
)早速飛騨高山民俗考古館へ
内部には当時の装飾品や骨董などが飾られています
それだけでも十分に楽しめますが、建物自体が江戸時代に
建てられた高山建築のお宅そのままなので、吊天井や
古井戸(今は埋められています)なんかも拝見できます
きしきしする階段を、ほぼ四つんばい状態に
なりながらのぼるのが、ちょっと楽しかった
これは国語の資料のよう
名詞の中の「お」「を」って、今はもうほとんど使い分け
されていないので、なんだか新鮮です
そして、同じ通りにあるこちらにもお邪魔しました
藤井美術民芸館
総檜造りの土蔵は3回分のフロアに仕切られ、
プライベートコレクションである古美術品や
古民芸品がぎっしりと展示されています
こちらは撮影不可なのでお写真はありませんが、
享保雛や、大観、一休禅師の書いた掛け軸から
焼き物や漆器まで、かなり見応えがあります
ずらりと並ぶ色鮮やかな小皿を眺めていると、
自分も食器なんかにもう少しこだわりを持って
みたいなぁ、なんて思ったり
どちらの建物もたまたま私しかお客さんがいなくて、
特に監視員みたいな方もいらっしゃらなかったので、
好きなだけじっくりと展示品を鑑賞することができました
美術館とか博物館とか、こうやって、すきなものを
すきなだけ眺められる時間って幸せです