サントリーニ島から乗ったフェリーはブルースターフェリー
大きな荷物は入り口脇に預けられるし、中にファースト
フード店やカフェもあり、大きな船なので風が強くても
揺れることがないというのが、何といっても快適![]()
エコノミー席とはいっても、ソファ席だってあるし、後部
デッキにも出られます![]()
ただ、デッキはあまりにも風が激しく吹きつけるので、
日記を書こうにも、ページがぺらんぺらん状態![]()
サントリーニ島を見送った後はしばし室内へ
途中で停泊したナクソス島![]()
茶色いお城らしいものが見えます![]()
気が向いてはデッキへ出たり、室内へ戻ったり
日記を書き、おやつを食べ、少し眠って![]()
そんなことをしていると、あっという間の3時間
かわいらしい島![]()
写真には写っていませんが、港におりると小さな
青屋根の教会に風車小屋が出迎えてくれます![]()
フェリーを出るときにボストンバッグをよいしょよいしょ
してたら、立派な体格の紳士が無言ですっと船外へ
運んでくれて「良い旅を」と一言残し、ウィンクして
さっさと去っていきました
スマートです![]()
ここでは宿泊先を決めていなかったのでどうしよう
かなぁ、と思っていると、港の出口で門越しに早速
客引きのお兄さん
「お湯も出る、町の近く、25E!」
とまくしたてられ、ちょっと驚いたけど好条件に即決
街中からは10分ほど歩いたところだけど、特に
こちらの町、ガイドブックいわく、時間帯的に今から
でも行けそうな有名どころはフランクの砦というところ
みたいなので、ビーチ沿いを歩きつつ向かいます![]()
既に何名かが集まっていました![]()
例によって海面付近の雲に阻まれ最後まで
夕陽をお見送りすることはできませんでしたが、
きれいでした![]()
そしてこの日はあまりお腹も空かなかったのと、
朝からのハイキングで疲れていたので、お夕飯も
いただかずに就寝![]()
翌朝は、美しいビーチの見える食堂で朝ごはん![]()
オレンジのフレッシュジュースがおいしかったぁ![]()
ビーチ沿いにはたくさんの食堂やレストラン、お店
なんかが軒を連ねていますが、サントリーニより
素朴さがあって、のんびりいい感じ![]()
そして2時間ほど静かな町をお散歩![]()
2階の家のドア横のリースは、5/1の花祭りに飾る
習慣があるそうです![]()
パナギア・エカトンタピリアニ
写真の大きなほうの聖堂には、立派な十字架があり、
更にその十字架の奥のほうの空間には少しくすんだ
イコン(聖教画)がびっしりで、静かな迫力が![]()
イコンはバルコニー(2階)部分からのぞくと見えますが
それとは別に、同じ敷地内にたくさんのイコンを展示した
ビザンティン博物館というものもあります(博物館は有料です)
そしてこちらは考古学博物館
朝8時半から開いているのが嬉しい![]()
中庭にもたくさんの出土品が展示されていて、
それだけでも見応えあります
こんな鮮やかなモザイクも![]()
こちらは見る者を石に変えてしまうというゴルゴン
誰もいない朝の博物館、じっくり、こころゆくまで
観賞することができました![]()
小さなお部屋が5つほどの博物館ですが、これで2E
ヨーロッパって美術館や博物館の入場料がとても
良心的ですよね![]()
この博物館の後ろの大通りを横断して少し南下、
東への道に入ると、街中に突然、ヘレニズム時代の
美しいモザイクの床を見ることもできます![]()
(街中に突然現れて、あまりの無防備さにびっくり
)
この写真のほとんど全てが半径70m以内におさまる
ところにあって、短期滞在者にも嬉しい町です![]()
さてさて、そろそろチェックアウトして、10:50の
高速船でミコノス島へ向かいます![]()




