東京都庭園美術館で開催されている有元利夫さんの作品展へ
先日訪れたところ(★ )、とても素敵だったので、京橋駅近くの
「平野古陶軒」さんで開催されている「有元利夫 版画展」へ
行ってきました
ギャラリートークによると、有元利夫さんという方は、メインの
油彩画だけでなく、版画や水彩画の勉強もきちんとしていたため、
どれも「本業以外の片手間」レベルではない、確実なクオリティと、
ぱっと見た感じは、どれも似たようなモチーフや世界観
なのですが、「何を表現したいんだろう」という目で見てみると、
それぞれの違いが分かって、本当に面白いのです
版画も、エッチングとリトグラフで、それぞれの表現したい
ものが異なっており、とても興味深い作品展でした
個人的な感想ですが、彼の作品を眺めていると、現実と
空想の世界のちょうど中間にいるような、ふわふわとした
不思議な感覚に陥ることができます
こういう感覚は大好きです
また、来てみて初めて知ったのですが、この界隈はギャラリーが
多いようで、せっかくなのでいくつかお邪魔してきました
どちらも若いアーティストの方による作品展で、ライトで
かわいらしい世界観でした
更に隣のギャラリーでは現代絵画の作品展も催されていました
美術館のようにたっぷり、系統だった作品群を眺めるのも
思い切り浸ることができて素敵ですが、たまにはこんな風に
こじんまりとした展示をちょこちょこはしごするのも楽しかったです