ついに、行ってきました
お仕事を午後休みっていうのと、よく晴れたお天気、
大好きなルソーの絵が見られるということで、自分でも
会社を出る足取りの軽さがわかります
平日の昼間にしては少し混雑していましたが、流れはあったし、
閉館近くになるとがらがらの状態で、2往復ほど、じっくり、
のんびり楽しんできました
新印象主義の絵はあまり実物を見たことがなかったのですが、
本当に驚きの連続
印象派の頃と比べ、より科学的な根拠に基づいて点描での色を
塗り重ねていくもので、身近な例で言うと、ブラウン管テレビを
間近で見た時のようなイメージ、とでもいうのでしょうか
遠めに見ると、ふんわりやさしいのですが、近くで見ると、
ここにこんな色が使われているのといったような
これはシニャックの「井戸端のプロヴァンス娘たち」
ゴーギャンやゴッホの作品も多く、その鮮やかな色使いが
いい刺激になりました
ゴッホの「星降る夜」はあまりにも素敵なので、大判の額絵を
購入しちゃいました
下部が光ってしまいましたが、街の灯りと透明感のある水面の色、
星の光と夜空の色、といった対比がとても素敵です
そして、もちろんこちらの作品も額絵を購入してしまいました
アンリ・ルソーの「蛇使いの女」
生暖かい温度や湿度、むわっとした濃い緑のにおいが
感じられるような奥深いジャングルと思われる景色、
ぼんやりとした月灯りと色鮮やかな水鳥、笛を吹く黒い影の
女性の姿が、妙に立体感のない構図と相まって、奇妙さと
いうか、とても神秘的な印象
大好きな印象派・新印象主義の絵がたくさんで、見ごたえも
どっしりで、本当に至福の一時を過ごせました