えっいまさらっ
な感じなのですが・・・昨年11月に行った
旅行について、忘れてしまわないうちにと思いまして
季節感がなく申し訳ないのですが、しばらく続きます
そして、日記みたいなものも兼ねているので、だらだら長文に
なってしまうと思いますので・・・ご了承いただければと思います
「海辺のカフカ」に感化されて思い立った旅程はこんな感じでした
スケジュールを練り直していくうちに、カフカは関係なくなって
いっていますが・・・ちなみに前半2日は一人旅
1日目:松山
2日目:直島
3日目:高松・琴平
4日目:祖谷・徳島
5日目:鳴門
それでは早速初日の松山につきまして
早朝まだ暗い中おうちを出発して、松山空港に着いたのは
10時ちょっとすぎとりあえず荷物を置きに、宿泊先の道後温泉へ
憧れてはいたものの、基本的に一人旅はこの時が初めて
お仕事の出張なんかで、一人で飛行機に乗ることには慣れていたの
ですが、「地元バス」はさすがに初めてで、緊張しまくりでした・・・
一時間ほど揺られている道中、噂に聞いていたデパートから
はみ出ている観覧車「くるりん」を見られたりして、段々と
リラックスモードに
これは道後公園から撮った写真で見難いのですが・・・
左端中央下くらいの位置に「くるりん」が写ってます
ようやく着いた道後温泉の駅舎はかわいい~
ここから出ている市電も内装が木製だったりして、レトロで
素敵な雰囲気でした
駅前から広がる大きなアーケード商店街も「お土産物屋さん」
モード全開で活気があり、見ているだけでも楽しい
夏目漱石著「坊っちゃん」の舞台になった地なので、グッズもたくさん
温泉地らしく、無料の足湯も至る所に設置されています
駅前をお散歩した後は、楽しみにしていたお昼ご飯
愛媛県といえば、鯛めし
お刺身をのせていただく南予風と、ご飯と一緒に炊き上げる北予風とが
あり、松山は北予風が一般的らしいのです
でもでも、お刺身のが食べたいなぁということで、事前に調べていた
お魚屋さんのやっているお店「おいでん家」さんへ
道後温泉を向いた側に入口があるので見つけやすかったです
中央の卵黄入りの甘辛タレと一緒にいただきます
鯛はぷりっぷり
ゴマの入ったタレの濃厚さに負けないおいしさ
おいしいご飯でお腹も満足したところで、再び散策をスタート
由緒ある道後温泉本館の周りをぐるりと周り、
1000年以上の信仰を集めているという、伊佐爾羽(いさにわ)神社へ
立派な石段
スニーカーくらい持ってくればよかったかしら・・・とプチ後悔
でもでも、登りついた先には、色鮮やかなお宮が
平日なので人気も少なく、ゆっくりお参りすることができました
その後は、20分ほど歩き、お遍路さんの札所としても有名な石手寺へ
なかなか広く、建造物も歴史を感じさせる佇まいでした
中でも鬱蒼とした竹やぶの中のパゴタはなかなか圧巻な風景でした
お次は展望台もあるという、道後公園へ
展望台は、築山を上った先にある、さきほどの「くるりん」の写真を
撮った場所なのですが、とても見晴らしがよく気持ちよかったです
これまた温泉地らしく、日本最古の湯釜も祀られていました
公園横には正岡子規の博物館があり、ちょっと興味をひかれましたが、
どうしても行きたかった場所がありまして
流行の「歴女」でなくても、こういう建物を見るとわくわくしてしまいます
最寄の市電駅を降りた後、ロープウェイで入口まで向かったのですが、
ロープウェイの中でお話ししたおばあさんがとても素敵な方で
こんなかわいらしく年をとっていけたらいいなぁ、なんて思いました
おばあさんとはお城の入口でさよならして、とことことお城を上り
殿気分を満喫してきました
中では鎧の試着もあったのですが、子供さんが並んでたし、一人だし・・・
ということで、あきらめ
松山城を出て、道後温泉へ帰る頃には、すっかり陽も沈み・・
お夕飯タイム~
今回、お目当ての「おひとりさまOK」旅館には泊まれなかったのですが、
ホテルでも十分満足な、海の幸たっぷりな和食をいただけました
そしてそして、本日のメインイベント
温泉めぐり~旅行会社にもらった湯めぐりパスで、4件ほど温泉をはしご
夜の温泉街はほんと、素敵な趣があります
ホテルで貸し出されている浴衣・羽織・下駄・竹篭といったいでたちで、
気分はより一層盛り上がります
どのホテル・旅館も比較的近いところに密集しているのと、湯めぐり
している方がたくさんで、街中も明るく、一人歩きも危なくなかったです
いろいろと入った温泉の中で、私のお気に入りは、宝荘の高層階にある
露天風呂お湯に浸かりつつ、星がとてもきれいに見えました
途中小腹が空いて、商店街でつまんだ、じゃこ天(さつまあげ)も揚げたてで
おいしかったです
ちなみに道後温泉本館はとても混雑していそうだったので、翌朝早起きして
浸かってきたところ、地元の方ばかりで、世間話に混ぜられちゃったりして、
それもまた面白かったです
温泉三昧の夜、とっても贅沢な気持ちになれました