無事出産できたら公開しようと思ってたブログ。
不安だったり悩んでる時、検索しまくる私…
今、同じ状況の人の検索に引っかかって
少しでも役に立てたり、参考になれば幸いです。


妊娠に気づいたのは6月の終わりだった。
でも妊娠が継続しない経験から、ダンナちゃんになかなか言えなくて…
案の定、話した時のダンナちゃんの第一声は『怖い』だった。
またダメだったら…って気持ちが先に来る。

病院にもなかなか行けなくて。
でも子宮外妊娠とかだったらいけないから
早めに行かないといけないこともわかってる。

私はずっと2人目を望んでいたかというと
そういうわけでもなくて…
っていうか、欲しい気持ちはあったけど
自信がなかった。望む資格がないと思ってた。
ダンナちゃんのせいにしてた部分もある。
こんな父親じゃ子供が可哀想って。
でも一番は自分の問題。
育てる大変さを知ってるから…だけじゃなくて
五体満足がいいとか、女の子がいいとか、
そんな条件や希望を持って子供を望む自分を罪深く感じて…

一人目を授かる前も色々考えた。
もし病気や障害のある子だったら…?
それでもいい、私を選んできてくれる子なら。
って、欲しい気持ちが勝ったから、不妊治療専門の病院に行った。

私はたぶん、病院行かないと妊娠しにくいと思う。
二人目を、一人目の時のように心から望めなかったから病院には行けなかった。
でも自然に妊娠したら、私を選んでくれたって思って、毎回その命を守りたいと思った。
だから今回も、ミュージカルウィキッドのネッサのように
毎日毎日『神様、愛しいあの人を奪わないで』って心の中で…実際にも歌ってた。
赤ちゃんの無事を祈ってた。

やっと病院に行った時、エコーに映った赤ちゃんは
私の心当たりより2週間成長が遅かった。
あぁ…今回もダメかぁって思った。
期待して傷つかないように、自分を守るために
次の検診までに少しずつ諦めようとしながら
でも希望の光を求めて色々検索して
過去2回流産してるし今回も成長遅いから処方された
流産防止の薬と不育症の薬を飲んだ。

そして2週間後。
赤ちゃんはほぼ私の心当たりの週数まで成長してたキラキラ
薬は念のため、4カ月に入るまで飲み続けました。

心拍も確認できて、日に日に成長して流産の危険もだんだん少なくなっていく中で、次なる壁出現3104
ダンナちゃんが、オスカー検査を受けてほしいと言い出した。
染色体異常の可能性がわかる検査。
13週目までしか受けられないやつだったかな。
私的には、受ける意味のない検査。
検査して異常があっても関係ない。
私を選んできてくれた子を守りたい。
毎日無事を願ってきた命。
堕胎なんて選択ができるわけないょ。
実感のないダンナちゃんの酷な言葉が悲しかった。

実際お腹に赤ちゃんがいる状況じゃなかったら
私にもそんな考え浮かんだかもしれない…
正解のないことを考えるのは本当につらかった。
感情的になったらいけない。
冷静に、いろんな人の意見を見て聞いて考えた。
自分だけの問題じゃない。
もし異常があったら…
親や息子や他人に助けてもらわなきゃ育てられない。

結局、検査できるギリギリの日に予約した。
でも、キャンセルした。
私はダンナちゃんの気持ちを、ダンナちゃんは私の気持ちを
お互いを理解しようと歩み寄れた結果かなと思う。

検査でわかるのは染色体異常だけ。
他にもいろんな病気や障害はある。
健康に生まれてきても、病気や障害を後から抱えることもある。
病気や障害じゃなくて、犯罪者になる場合もある。
私には、病気や障害より犯罪者になる方が怖かった。


今回の妊娠中は、前半は赤ちゃんの命について考えて考えて考えまくって…
泣いて泣いて泣きまくって…
後半も身近に出産で母親が命を落とすということがあって…
命や家族について、今まで以上に考えさせられました。

流産の不安の中にいる時、たくさんの経験談ブログを読みました。
同じように成長が遅くて…
その後ブログの更新がなかったり
残念な結果が記されていたり…
不安な気持ちでいる誰かの希望の光になれるように
無事出産できたょっていうブログが書きたかったので
当時の気持ちを書いて更新しました。

今、私の腕の中で娘は眠っていますしあわせ~はーと