最近、ある楽曲に巡り合った。
聴いていると気持ちのでこぼこが緩やかに凪になっていく。
(炎症が治まっていくような・・)
今目の前にある危うい世界情勢を恐れていた、日本の行く末を悲観していた・・・常に気持ちのどこかにそんな不安がつきまとっていた。 そんな不穏な部分が聴いているときだけはすーっと消えていく気持ちよさがクセになっている。
「洪水の前」2007 作詞:池澤直樹 作曲/ボーカル:高見沢俊彦
注(郷ひろみさんに同タイトルの曲があるので注意)
あの著名な漫画家の池澤さんの歌詞は、これからの世情を予言したかのような雰囲気を纏っている。憂いているかのようで強い。
淡々としたシンプルな言葉で仄かに確かな覚悟と強さを匂わせる。 そんな歌詞に、うわ、こんなメロディを考えつくのか、
と意表を突かれた。漂っているような柔らかい浮遊感がある。
そこに高見沢さんの中低音の音域の優しいボーカルが心地よく響く。
なんだかね、怖いものが不安が消えていく感じです。そして”覚 悟”さえ醸成されてしまうから不思議としか言いようがない。