食事会

一昨日の晩は、夫の伯父夫婦がはるばる
鹿児島から旅行も兼ねて遊びに。
おもてなしと称しての食事会。
ざっと２０人位集まったかな。
お正月の新年会と称した食事会となると
約３～４０人集まるのだけど…

今のクリニックに変わってからは
この手の食事会は全て欠席してきた。
だけども今回は鹿児島の伯母にどうしても会いたくて…。
伯父、伯母、夫の母は共に同級生で今年、
７０になるが、伯母は常に若々しくピアスも身に付け、ネイルもして、ファッションセンスもお洒落。
決して派手ではないのだけど、年齢を感じさせないところと料理の腕前が半端なく…
優しい感じの話し方や色々教えてもらう事も沢山で…。
また、私が一番酷かった時期に夫の両親と夫とまだ２歳半の娘と共に鹿児島へ里帰り(私の両親も鹿児島な為、私の祖父に曾孫を会わせるついでに)した際も伯母がなかなか眠りに着けない私の側に伯母なりの配慮で(確か、喉が渇いたとかで)座り、色々話を聞いてくれたり、伯母のこれまでを教えてくれたりした事があったので、タイミング良く、躁状態を上手く利用して食事会に参加してきた。

久しぶりに会った親戚も居たのに、
全く違和感を感じなかった。
むしろ、これなら来年の新年会に行けるくらい。
かれこれ７～８年くらい欠席を続けてたのが良かったのかもしれない。
それ以前の自分は、どうしても他人の目が気になったり、一言一句が気になったり、変な緊張感で体調もおかしくなったりしていた。
けれど、歳を重ねるにつれ、また今のクリニックでカウンセリングを受けるにつれて物事の捉え方が変わってきたのだろう。

「孤独」というと、なんだか１人ぼっちで寂しいというイメージがある。
昔、美輪明宏さんの著書を拝読した中に、
１人でレストランで食事をされてた際に、偶然通りかかった大御所俳優の方が、わざわざ店内にまで見えて美輪さんに
「お一人でお食事されてる姿、とてもお美しいですよ」と声を掛けて、その場を跡にされた…と言う様な内容だったと思う。
その後に美輪さんが、「孤独」について語られていて、「孤独」とは「孤高」とも取れる…とか。
「孤独」と「孤高」、どちらになりたいかと言われたら、やはり「孤高」かな…と妙に納得した過去の自分。

だけど、それを実行に移してみて良かった結果が今回の食事会に参加出来た事。
娘も私が参加した事が嬉しかったのか分からないが、いつになく色んな人と会話を楽しんでいる様だった。
また夫も私の状態を把握して一切アルコールを摂取せずに居てくれ、感謝。

次の目標は来年の新年会へ久々参戦かな。