今日は公式戦でした
相手は私たちより格上のチーム。今年のどのチームよりも優勝に近いチーム…
前年リーグ2位。
何度も練習試合をしてきたけど、個人技もチームとしても完全に格上。
正直負けるかもしれない。
そんな不安がみんなになかった訳じゃないと思う。
でも監督が円陣を組む時に言いました。
『確かにどこよりも間違いなく今年優勝に近いチームだ。個人伎もチームとしても相手の方が強い。でも、うちが相手チームに勝てることは?』
『負けない気持ち』
『声』
『一体感』
『気合い』
『チームワーク』
『ほらこんなに勝てることがある』
スイッチ入りました
私は技術的にうまくないし、ミスすることもたくさんある。
練習してもできなかったことは今日も出来ない。
だけど、たからこそ、自分に出来る事を精一杯やるのみ。
試合は先制から始まり、前半に追いつかれ…
後半、2点のリードをするも、2点追いつかれ…
結果3-3の引き分けでした。
私個人的には前回の試合の残り8秒で引き分けに終わった試合を悔やんでました。
その時間、ベンチにいたから。
私に出来る精一杯のことはメンタルで負けないことで、誰よりも体を張りディフェンスをすること。
それを前回の試合後に監督に言いました。悔しいと。
その言葉を覚えていた監督が、後半の残り3分を私にくれました。
その時は既に3-3の引き分けだったけど、負けて勝ち点がとれないより、優勝候補相手に最低でも勝ち点を取りたい。
残り8秒……。
魔の8秒がやってきました。
相手のキックインからのシュート攻撃。
体に当てて、ボールを跳ね返す。
ボールがまたラインを割、またキックイン…
4回も繰り返しました。
そしてタイムアップ。
やってやりました
怒涛のキックインシュート攻撃。タイムアップまで、守りきったぜ
勝ち点をもぎ取ってやった
足はあざだらけ
でも名誉の傷じゃ~
監督も、試合後に言ってくれました。
私が悔しいと言ったことを覚えていたと。そして、それを実現とともに体現してくれたことがよかったと。
1部リーグ参入したばかりの私たちが、上位チームに引き分けたことで、今リーグは混戦になるだろう。
私たちは残りの試合をいかに私たちのものに出来るかで上位に入れるか、降格争いになるか…
でも、前年覇者と2位のチームと互角に戦い勝ち点を取れたことはかなりの自信につながった。
次は8月に2試合。
肉離れしかかってる足を完治させて、さらなる成長へ。
頑張るぞ