札幌市の中学校で教員が置き忘れた生徒の個人情報が、何者かによってネットに流出してしまった騒動。
流出したとされる資料をXで見つけて見てしまいました。
・不潔で女子に避けられている
・低学力
・診断はついていないが発達障害傾向あり
・親は話が通じない
・コミュニケーション能力低い
・自分勝手な面がある
生徒名や詳細部分は黒塗りされているものの、このようにかなりプライベートな内容が記載されていました。
クラスの引き継ぎなどで情報共有が必要なため作られた資料なのでしょう。
この中学校だけでなくほとんどの学校でこのような資料が存在するのだと思います。
多様な生徒の特性に配慮しながらクラス編成や指導をしなければならない先生達は大変だとも思います。
ただ、私はこれを見て心がザワつきました。
私の小中高時代にもこのような資料を作られていたとすると、私に関する記載内容は碌なものではないと思うからです。
・周囲に馴染めず友達がいない
・他人と関わろうとしない
・いつもギリギリに登校してきてだらしない
・食べるのが遅くいつも給食を残す
・すぐ泣くがなぜ泣いているのか不明
・意欲がなく消極的
・周囲を不快にさせる
こんな感じか?
うちの子達は何を書かれているんだろう。
恐ろしいことに流出資料には「親配慮」の欄がありました。
親の癖ありエピソードが記載された後に「本人は普通」と書かれている生徒もいました。
子供だけでなく私の変な言動が記録されて先生達に共有される可能性があることに不安を覚えました。
大人でもこんな資料の存在を知ったら心がざわつくのに、多感な年頃の生徒さん達の心痛はいかばかりでしょうか。
生徒の個人情報に関わる重要資料を杜撰に管理していた職員にも問題があるとは思いますが、撮影してネットに投稿するという行為はいかがなものかな。
ネット社会にはこんなリスクもあるんだなと改めて思いました。