我が家の庭にはイロハモミジが植えてあります。
晩秋には鮮やかな赤に紅葉してとても綺麗なのですが、春先にアブラムシが大量発生するというデメリットがあります
イメージ図:こんな感じで葉っぱの裏に黒いアブラムシが大量に付着します
実際はもっと密度が高いです。発見するとゾワっとする
このアブラムシは新芽の樹液を吸っているらしく、新芽が芽吹く3月頃に発生し、葉が育ち切る5月中旬頃にはいなくなります。
モミジは丈夫なので大量のアブラムシに寄生されても枯れることはほぼないそうですが、
・見た目がキモい
・大量の分泌液(フン)で葉っぱや地面が汚れる
・アリが寄ってくる
等やっかいなので、駆除すべくここ数年対策を講じてきました。
対策①ホースの水で吹き飛ばす
葉っぱに付着したアブラムシを物理的に除去してみました。
確かに取れるのですが、吹き飛んだアブラムシがあちこちに散乱して気持ち悪いです。
窓ガラスにくっついて干からびたりしました
対策②アリの駆除
アブラムシと共生するアリをアリの巣コロリで駆除しました。
アリがアブラムシを天敵から守っているそうです。
ただこれだけではアブラムシの発生は抑えられません。
対策③アルミホイルを設置
アブラムシはキラキラしたものが苦手らしいので発生前に木の根本にアルミホイルをしいてみました。
少しへった?程度の効果しかありませんでした。
対策④オルトラン(殺虫剤)を撒く
ガーデニングでお馴染みのお手軽殺虫剤オルトラン顆粒を木の根元に撒きました。
しかし根本から1mくらいしか効果がなくアブラムシの発生状況は変わらずうちのもみじは2m以上あります
逆にアブラムシの天敵のテントウムシが減って高い場所のアブラムシは更に増えてしまいました。
対策⑤木酢液を撒く
植物を元気にして虫除け効果もあるという木酢液を葉っぱにスプレー散布しました。
しかしアブラムシはびくともせず
殺虫効果はないので発生前に撒かないといけなかったようです。
というわけで、今年は新芽が芽吹く前から週に1回ペースで枝に木酢液を散布してみました。
するとどうでしょう
なんと
アブラムシが全くいない
駆除には効果がイマイチだった木酢液ですが、予防には有効だったようです
上の方は届かなくてスプレー出来なかったのですが、臭いで逃げて行ったのかな?
これはお手軽!
来年からもこの方法で予防しよう
ということで、庭木のアブラムシにお困りの方がいたら木酢液の予防散布を試してみてくださいね
ただ木酢液は特有の臭いがあるのと、わずかながら有毒なホルムアルデヒドやタールを含むのでマスク、手袋、長袖で作業をするなど注意が必要です
読んでいただきありがとうございました