『旅のトータルサポーター』とは、
高齢者、障害者が
「行きたい時に、行きたい所へ」
を実現できるように
外出や旅行のサポートをする
外出・旅行支援専門ヘルパーです。
外出〜外出中の注意点
外出中に必要な緊急時の対応
を学びます。
こんにちは。
外出支援コーディネーター
小嶌真央子です。
全2日間に渡り
講座を受講致しました。
ヘルパー2級の資格を取得してから
10年も経ち、久しぶりの講習は
とても新鮮でした。
車イスの部分の名称が変わっている事を
知って驚いたり
これで当たり前だと思っていた
固定概念がありましたが
今回参加した事で、目からウロコな事を
沢山学ばせていただきました。
実際に外へ出て体験します。
2人1組になり、車イスを押す側と
車イスに乗る側に交代で体験します。
車イスに乗る事で
今まで見えなかった世界が見えました。
ただ単なる綺麗な歩道でも、
車イスに乗っていると揺れを非常に感じました。
押すスピードが早ければ、怖かったり
気分が良くなかったり…
この、体験をした事で
今までは、想像で車イスの押し方を
判断していましたが、
これからは、お客様の身になって
今まで以上に心を込めた
車イスの押し方が出来ます。
公園に行き、
今まで知らなかった
楽な段差の上り方を学びました。
ぬかるんで動きにくい地面を
スムーズに進むコツを学びました。
車イスに乗ってスーパーに買い物に行き
いつも押す側だから分からなかった
不便な点が色々と経験できました。
特に
冷凍食品のケースの場所が
非常に寒かったので、スーパーに行く時も
膝掛けを持参して行くのも必要だと気づきました。
クルクルと、周り続けるのも
車イス酔いしそうになり、
不要な動きはしない。
洋服屋さんでは、服を飾っている高さが
車イスからの目線では近すぎて
服が選びにくいと感じました。
目を閉じて歩道を歩きました。
これが凄く怖かったですね。
そして目が見えなくなる事で、
匂いと音に物凄く敏感になる事に
気づきました。