先日一の会の宴会の席で、イッゾ(一噌隆之)と喜正氏と安宅の話になり、イッゾがいつものあのダンディーな口調で「なるわのたきってーのがあるんだよな!!」と。恥ずかしながら自分は知らなくて(・・;)
能・安宅の男舞に入るところの「鳴るは滝の水」という詩章
謡の節で、はの字にまわしという上に跳ねてウミジをさげる謡い方で、
鳴るはぁぁ となるので、鳴るのは、滝の水 という意味の取り方になる。
「えーっ!なら きの字かのの字にまわしの節にすれば鳴和滝 の水 で解りやすくなるよね!?」と笑い話になった。
まぁ 金沢市鳴和町にある鹿島神社の滝の水を安宅の関から逃れた義経一行が ホラ貝に汲み飲んで、弁慶が ♪鳴るは滝の水 と謡い舞って 鳴和という地名になったと書いてあったので、やはり はの字に節があるのは普通であったんだ!!と確認も出来ました(^∇^)
謡いをなさっている皆様!これは単なる笑い話だけではなく、その文章の切る部分で意味が全然違う物になってしまうという 例え&遊びです(^ω^)