この間、現在三軒茶屋のシアタートラムで上演されている、
現代能楽集Ⅶ「花子について」という舞台を観て来ました☆
これは、野村萬斎さんが企画・監修されていて、倉持裕さん作・演出という作品!
現代能楽集シリーズを観るのは初めてだったので、どんな風になるのかと思っていましたが……
完成度も凄く高くて…完全に、してやられました!
オムニバス形式の舞台で、演目は…こちらっ!
・「葵上」(コンテンポラリーダンス)
・「花子」(狂言「花子」を現代劇にしたコント風!(笑))
・「班女」(ミステリアスなストレートプレイ…!)
それぞれ、30分くらいの時間で、休憩2回挟んでの上演。
(トータルで、約2時間半弱)
「葵上」は、始まった瞬間から、お芝居と同時に、演出・仕掛けにも目が行ったり、
「ああ、これは、あの場面を表現しているんだろうなぁ…」と、個人的に思う原作が観ながら脳内によぎったり。
兎に角、「身体で表現をする」という意味で、とても刺激を受けました

「花子」は、元を知らなくても面白くて笑えますが、狂言「花子」をそのまんま
現代仕様にした感じで…元を知っていると、より楽しめましたね!
本当に沢山笑わせて頂きました!
片桐はいりさん…舞台では初めて拝見しましたが、やはり色んな意味で凄いお方です!
そして「班女」。
こちらは、元を知らないのですが、物語が進んでいくうちに感じる「狂気」や…他にも、個人的に想像力や感じる事が多々ありました。
西田尚美さん、凄いです…!
三島由紀夫さんの本が読みたくなりました。
私が観に行った時は、倉持さんと野村萬斎さんのTALK付きの日だったので、
倉持さんや萬斎さんのお話を拝聴しながら、
「ああ、やはりあそこは、あれを表現していたんだなぁ」とも思ったり

とても貴重な時間を過ごさせて頂きました(*^^*)
舞台は、今週16日まで。
構成も内容も素晴らしかったし、当日券が毎回出るようなので、
興味を持たれた方は是非、ご自身の目で確かめてみて下さい♪
写真は、「花子について」観劇後に、思わず「美味しいお酒を飲みたい!」と思って、
フラッと入ったお店での、スパークリングワインと軽いフードです

こちらも美味で!
とても素敵な1日となったのでした♪
ではでは

また、近いうちに更新します(^皿^)v
神無月 聖
