おはようございます

神無月です

もう…時間軸が前後するの覚悟で、書けるとこから書いていきたいと思いますっ!!
まだ、これから地方公演もありますが…
タイトルの舞台「レミング~世界の涯まで連れてって~」。
東京楽(5/16)の公演に行って参りました!
これは、寺山修司さん作のもので、松本雄吉さんという方の演出によるものでした。
(恥ずかしながら、あまり寺山修司さんの事を詳しく存じ上げなかったのですが、この作品を通じて興味を持ちました)
別の舞台を観に行った際に、劇場でチラシを貰った時から、
何となく直感的に気になっていた作品ではあったんですが…。
いざ、観てみて…これ、言葉で表すのがとても難しいんですが…
まさに、「考えようとしないで、感じる」舞台でした!
メインキャストは下記の通り。(敬称略)
八嶋智人(コック1・タロ)
片桐仁(コック2・ジロ)
常盤貴子(少年1・影山影子)
松重豊(リヤカーの男・母親)
※他、16人程のキャストの方々もいらっしゃいました。
歴史、現実、夢の中、映画の中の世界、自分の存在位置、コトバ、リズム、不思議な時間軸と不思議な空間。
そして、個人的にはリズムに合わせた多数の方々のタップや身体のキレのある動きの部分や
八嶋智人さんと松重豊さんの親子関係、常盤貴子さんの少年の時のあどけなさと女優役の時に放つ美しさ、八嶋智人さんと片桐仁さんのやりとり
…等々、色んな所が印象的で、「コトバ」も印象深いものが多かったような気がします。
出来ればもう一度舞台で観たかったと思ったけど、日程的にも無理だったので映像でも良いから…
という想いもあるんですが……きっと、あの「空気感」は実際にその場にいないと体感出来ないんじゃないかな?とも思ったり。
何て言うか、舞台上の人達と一緒に「この人達と私は、今、どこにいるんだろう?」っていう感覚。
とにかく、今まで観てきた演劇舞台とは全く違った感じで…
でも、それが、「不思議だな」と思いながらも妙に心地良くて。
寺山修司さんの世界を、もっと覗いてみたいと思いました。
神無月 聖
