こんにちは!神無月です

遅くなりましたが、野村萬斎さんの出演された「夜桜能」を4/2&3日と観て参りました!
前々から、天気予報で豪雨等、天気が荒れるとは聞いてましたが…案の定の雨。
会場決定の専用ダイヤルで確認した所、2日の会場は日比谷公会堂となりました

「桜は見れないのかなぁ~…」と思いながら、会場内に入ると…舞台左右に、見事な満開の桜が!!
番組が始まる前に、主催者の女性の方だったかな?
挨拶(天候や場所の変更等々も含めて)があったのですが、
どうやらこの日の為に群馬県から、わざわざ切り運んだ満開の桜との事で…感動

(ただ、日比谷公会堂の会場内の写真撮影は禁止と何回もアナウンスされてたのに、それを聞かずに写真撮影してた人が割と多く見受けられたのが残念でした。←後ろからフラッシュの光が飛んで来たり)
私も撮りたかったけど、「会場内での写真撮影はお断りします」とアナウンスされていたので、
「目と心の中に刻み込むんだっ!」とマナー死守しておりました。
2日の番組は下記です。
※19時10分に日比谷公会堂にて開演。
高砂
狂言「千鳥」(野村萬斎さん、高野和憲さん、石田幸雄さん)
能「紅葉狩」
もう、かなり日が経ってるので記憶が薄れてるのですが、この時の高砂は、
とても力強く、テンポもリズムも聴いていて心地良かったような印象を持ちました。
次は萬斎さんの「千鳥」。
(これは当時、内容部分は帰りがけに思い出しメモしてた!)
(シテ)太郎冠者@野村萬斎さん
(アド)主人
(小アド)酒屋
(どっちが高野さんか石田さんかメモり忘れてました…凹)
簡単に説明すると、仕える主人から、酒を持って来いと太郎冠者が言われて、
「…へぃ」と若干やさぐれ口調になりながら(支払いが滞ってる為)、
渋りつつも仕方無く酒屋へ移動。
何とか、酒屋から大酒をとってしまおうという話でした。
(その為に、酒屋から「ツケをちゃんと払って貰わないと、お酒は出せない」と言われてしまい、米を用意したと太郎冠者が嘘をついてしまったり。この「嘘」がキーになってきます♪)
萬斎さん演じる太郎冠者が、何か言われた時に、下唇ぶーって出してみたりした所が個人的にツボりました(笑)。
あと、酒屋の主と「千鳥」という話をしながら必死でお酒の入った入れ物を取ろうとする様が何とも言えなくて!
何度も見つかりながら、何度も「必死」にお酒を持ち帰ろうとする太郎冠者(爆)。
太郎冠者と酒屋の攻防戦が、観ていて本当に楽しかったです(*^^*)♪
そして、能「紅葉狩」。
こちらは、両サイドに桜がある中で、舞台中央には
セットの関係で紅葉も観れて…他の方も終わってから話されてましたが、
「桜と紅葉を同時に観れるとは思わなかった」です♪
個人的に前~に「紅葉狩」の仕舞を教えて頂いた事があったので、
物語の中で、「…あっ、ここの動き、多分習った所だ!」という発見が出来たのが嬉しかったです。
流派や人によって変わって来るので、「ああ、ちょっと見比べてみたいなぁ…」とも思ったり。
そんなこんなで、全て終了したのは…うん、21:10位でした

行きと変わらず、帰りも雨だったので、皆傘をさしながら帰っていったのでした

…あぁ~…終わってからすぐ、もう少し思い出しメモしとけば良かった…

神無月 聖

