今年もそういう季節になってきました。
今年は福留が引退。
ドラフトで6名程度指名すると想定すると、やはり外国人も含めて、6、7人がチームを去ることになるだろう。
まず投手。
年齢的にも30歳前の、佐藤、マルクあたりは厳しそう。
今季途中加入のタバーレスも、厳しい立場だ。
反面、福谷、田島、岡田らベテラン組は、実績もあることから、有事に備えて残すか、トレード要員だろう。
実績はないが、バランスタイプの岡野が当落線上にいるのではないだろうか。
捕手は、そもそも数が少ない。昨年までに加藤や松井を出しているので、大野、桂、木下、石橋のラインは来期も残すだろう。
そこに、打の郡司と、ルーキーの味谷なので、落とすところがない。
ちなみに山下も捕手登録。しかし左は打者不足の上、福留もいなくなるので、低年俸のロマン砲として残すだろう。(有事の捕手もできる)
内野手は、石垣、土田、溝脇、三ツ俣と、若手・中堅を積極的に使って底上げを図ってきた。
とはいえ、高橋、京田がFA権を得たり得ようとしていることもあり、現有戦力のカットは勇気のいる判断になりそうだ。
一、三塁の福田、内野のユーティリティの堂上の去就に注目が集まりそうだが、可能性があるとすれば、福田だろう。阿部が一、三塁を、守る機会が増えてきたし、右の大砲候補は、石川、鵜飼、レビーラと多数いる。実績もあるだけに、トレードなどを模索したいところだが、まとまらないようなら、あり得るだろう。
一方の堂上は、二遊間もこなせるし、地元ファンも多い選手。次なるスターである石川など、内野の主力が出て来ない限り、あと2年は残しそう。
強いて言うなら、ワカマツを再度育成に落とすことが考えられそうだ。
外野は、動きが一番ありそうだ。
今年岡林が定位置を奪取し、バックアップも後藤、加藤の移籍組が支えている。ベテランの大島、大砲の鵜飼、後半機会を与えられている三好など、計算できる選手も増えてきた。
となると、中堅どころで実績のない選手が危ないだろうから、渡辺、滝野あたりは危ないかもしれない。
そして平田。
体に問題も抱える平田。
今年の成績では、厳しいところも感じるだけに、球団がなんらかのポストを与えれば、引退もあるかもしれないが、来年も代打の札として残してもいいだろう。
ということで、オフに去りそうなのは、下記の面々。
佐藤
マルク
タバーレス
ワカマツ(育成)
渡辺
滝野
福留(引退)