淡白な身体能力任せの野球になってきているからではないでしょうか。
プロでも3割打てば一流も言われる中で、ヒットの積み重ねだけで得点をあげるのは難しいでしょう。
かつては、犠打やスクイズ、バスターのフリや擬盗など、揺さぶりも多かった。
あからさまなファウルカットもあり、球数を稼ぐ行為も見られた。
しかし、メジャー志向の導入と、一部の恵まれた身体能力を持つプレイヤーの登場により、日本の野球もただ投げて、ただ打つという、一対一の勝負事の要素が強くなってしまったように感じる。
冒頭触れた通り、策は野手側が用いるもだが、それがシンプルになれば、投げる方は迷いも少なくなるし、実際連打が、一発長打による失点が主になるのだから、総失点数は減るよね。
今シーズンの、ノーノーの多さなども、そうした、ある種拙攻がアシストしている部分もあると思う。