第三者的立場から見れば、不運でしたね。という印象。
岡山ではノーチャンスだった。などと言う容疑者の供述が、ますます奈良県警の落ち度を際立たせるが、果たしてそうだろうか。
と、言うのも、岡山と奈良では、前提条件が違うんですよね。
奈良は、前日に急遽変更してるんですよ。
もちろん、準備期間があっても、奈良県警の警護体制に大差がなかった場合もありますが、確実に言えるのは、今回の奈良県警には、準備期間が短かったということ。
そして、今後は同様のケースでは、そのあたりの事を双方が気にするようになるのではありませんか?
急な変更ですが、警護体制はできますか?
もしくは、
急な変更では、警護体制が整いません。
というような。
つまり、あらゆる人たちが、形上、警護をしているが、日本において後ろからいきなり銃撃されるなんて、思ってもいなかったわけですよ。
今後、急な遊説先の変更は無くなるかもしれないし、演説の仕方も変わってくるかもしれません。
今回の事件は、そのきっかけには十分すぎる事でした。
それが、たまたま奈良県で起きてしまった。
だから、私の立場から見たら、奈良県警の皆さん、不運でしたね。と言うことになる。
今回の事件は、奈良での急な遊説変更が、ある種転機であり、間接的とはいえ、そうなったのは、松山三四六氏の不倫疑惑と、それをスッパ抜いた週刊誌報道がある。
こうしたことの積み重ねが、奈良での銃撃事件に繋がったわけだ。
犯人は許せないし、蛮行も許せない。
安倍氏のことは、心からご冥福をお祈りします。
しかし、この件で、奈良県警本部長をはじめ、SPとか、さまざま人たちの生活も変えられてしまったと思うと、そのご家族たちも含め、かわいそうな気持ちにもなる。
最近日曜劇場で見てたドラマ、マイファミリーも、発端が不倫でしたね。
不倫は不幸しか呼びませんね。
さまざまな疑惑をかけられてきた安倍氏が、党内候補者の不倫疑惑をきっかけに、銃弾に倒れる。ドラマならある種皮肉が効いた話だが、事実となると、流石に笑えない。