3番鵜飼は打撃成績以上に貢献していると思う。
前に川上憲伸さんが言ってたけど、一人一人が単純に投手とガチンコ勝負してもなかなか点にならないし、崩せない。
いかにスタミナや集中力を削るか。リズムを崩すか。
そのためには、ワンパターン、一本調子が良くない。昨年までのドラゴンズはビシエドと木下以外は短打打線。大きいのがないから、1イニング2安打までOKと、ストライク先行で勝負できたし、やることが一緒なので、その正確性も上がってくる。
それが、今年は長打があって、振り回す鵜飼が3番に入った。
鵜飼に対しては、長打警戒になるし、前の打者も簡単に出塁させられない意識になる。
また、下位にチャンスメイクされたら、率の高い大島、岡林に回ってしまうというプレッシャーもあると思う。
5番の阿部が四球獲れたり、右打ちだったりバランス良い打撃になりつつあるし、6番の木下も意外性の長打が戻ってきているから、7番の石川も、三振してもいいので強振して、相手投手にプレッシャーを与えて欲しい。