40歳を過ぎ、かねてより興味のあった株に手を出しました。
思えば、3、4年前から、古本屋で投資の本を買ったり、会社四季報を買ったりして独学で勉強していました。そして、銘柄をマークして、定期的に株価を記すシミュレーションのようなこともやっていました。
ところが、実際にやろうとすると、結構障害が出てくるものです。
まず、証券会社選びをしたあと、実際に口座を設ける手続き。わかっている人には何のとこない作業ですが、各種確認書類やら、初期設定やら、事あるごとに躓いて、やる気を削がれました。
それでも、時にSBI証券の窓口に電話しながら開設、さらに口座に入金して、実際の株取引を開始できるようにするまで支えてくれたのは、故・石原慎太郎さんの存在です。
亡くなられてまもなく、このブログでも追悼コメントを書かせていただきましたが、彼の本を読むと、いかに彼が濃密な人生を送られたかがわかります。そして、当たり前ですが、誰もに死は訪れます。石原さんに比べたら、自分はどんなに平坦な、挑戦のない人生なんだろう、と。
歳を重ねて還暦になったとき、株やってみたかったな、って思うなんて、なんともつまらない人生だな、と。
ならば後悔のないよう、リスクの範囲や投資のルール、また、それを維持するための仕組みを考えて、身の丈にあった範囲で株をやってみようと、思いたったのです。
《マイ株ルール》
1.投資自己資金は100万円。自己資金からの追加はしない。
2.現物取引しかしない。
3.10万円負けたらやめる。
4.負けない取引をする。欲張らず、プラスが出たら、すぐに売る。
5.株取引をすること自体が楽しくならないようにする。
6.毎月25日に、資産状況を奥さんに報告する。
こうしてスタートした私の株取引は、約1ヶ月を経過しました。